12月14日、15日のメコン・ウォッチのイベントに、JVCが協力団体として参加しています。
<※主催者広報文より>
東南アジアの国際河川、メコン河の流域では6千万人以上の人びとが、川や森の自然資源に依存した生活を続けています。メコン河は重要な水源であるだけでなく、淡水では世界最大の漁獲高を誇る漁場でもあります。この豊かな河の生態系と人の暮らしは、各国の政府や民間セクターによる経済や金融を最優先する大規模開発によって危機に瀕しています。今年ついに、議論が続いていたメコン河本流での大規模ダム建設がラオスで始まろうとしています。また、カンボジアのメコン河支流スレポック川では上流のベトナムで、日本の支援による新たなダム開発が始まります。
一方の日本国内では、市民の環境問題への関心と大型インフラ建設による将来世代への負担増への懸念から、従来の河川開発が変化する兆しが見えています。ここ10年、新規事業の見直しが各地で議論され、今年、熊本県では日本で初めてのダムの撤去も始まりました。
今回のシンポジウムでは、河川開発により生活を脅かされているカンボジア、タイの住民代表と熊本県の荒瀬ダムの撤去を見守る在野の研究者をお招きし、流域の人びとが育んできた生活や知恵を尊重した河川開発はどうしたら実現できるのか、また日本で起こったような環境破壊の失敗を繰り返さないために、私たちは何ができるのかを議論します。
※開催にあたっては三井物産環境基金の支援をいただいています。
日時 | 2012年12月15日 (土) 13:00~17:00 |
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会場 | 〒102-8160 法政大学市ヶ谷キャンパス58年館5階858教室
住所:東京都千代田区富士見2-17-1 (会場への地図) |
アクセス | 市ヶ谷駅または飯田橋駅下車徒歩10分 |
プログラム 講師 |
プログラム(予定) 講師(予定) |
資料代 | 500円 (メコン・ウォッチ会員・協力団体会員 無料 学生 無料/学生証の提示をお願いいたします) |
協力 | 地球・人間環境フォーラム、(特活)開発教育協会(DEAR)、アーユス仏教国際協力ネットワーク、(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC) |
申し込み/ 問い合わせ先 | 申し込みは下記から 問い合わせ |