高い経済成長率を維持し続けるカンボジア。2000年には288ドルだった一人当たりのGDPは、この10年間で800ドル前後まで急増したが、国内では貧富の格差が拡大しており、依然として貧困問題の解決が大きな課題となっている。
こうしたなか、カンボジア政府は援助に頼るだけではなく、経済発展によって貧困問題を解決する方向に舵を切りつつある。そこで、農民や都市貧困層を対象とした小規模貸付(マイクロクレジット)や貧困層をターゲットとしたビジネス(BOPビジネス)などが注目を集めている。しかし、カネとモノを持ち込むことによって、人びとは経済的に自立し豊かになることができるのだろうか?
本セミナーでは、農村の現状から見えてきた課題をもとに、これからのカンボジア支援のあり方について考えます。
※どなたでもご参加いただけます。
日時 | 2011年1月15日 (土) 14:30~16:00 (14:00開場) |
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会場 | 上智大学図書館8階 L-821会議室
住所:東京都千代田区紀尾井町7-1 (会場への地図) |
アクセス | JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線/四ッ谷駅 麹町口・赤坂口から徒歩5分 |
報告者 | 山崎 勝 (カンボジア市民フォーラム世話人/日本国際ボランティアセンター カンボジア事業担当) |
資料代 | 一般:500円、カンボジア市民フォーラム会員および学生:300円 |
定員 | 90名。事前申込制です。 |
主催 | カンボジア市民フォーラム/上智大学アジア文化研究所 |
申し込み/ 問い合わせ先 | 申込み:カンボジア市民フォーラムのウェブサイト内の専用フォームからお申し込みください。 お問い合わせ:カンボジア市民フォーラム事務局(担当:近藤・貝塚) E-mail:pefocj@hotmail.co.jp TEL:03-3834-2407 FAX:03-3835-0519 |