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日本

レポート:7/9 インターナショナルフェスティバルinカワサキに出展しました!

こんにちは!広報担当の並木です。毎日とても暑いですね…! JVC事務所はエアコンが壊れてしまい、みんな体調に注意したり、空調の効かせ方を工夫したりしながら工事を待っています…。

さて、7/9(日)に、神奈川県川崎市で開催された「インターナショナルフェスティバルinカワサキ」。JVCも、パレスチナとコリアをテーマに出展いたしました。とても盛り上がっていた当日の会場の様子を、写真付きでご報告します!

会場は「川崎市国際交流センター」@元住吉!

毎年7月に開催されている、本フェスティバル。感染症対策で開催できなかった期間があり、久々の開催となりました。
元住吉の商店街を出て、まっすぐ歩き、右に曲がっていくと「川崎市国際交流センター」があります。

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(歩いているだけで楽しい、元住吉のブレーメン通り)

本フェスティバルは毎回、実行委員会の皆さんがボランティアを中心に準備してくださっています。10時から開始でしたが、午前中から大盛況…! 外にあるキッチンカーは長蛇の列。皆さん、しっかり暑さ対策をしてご来場されていました。

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(入口からしてたくさんの皆さんがいらっしゃいました!)

JVCのブースにも、たくさんのお客さんが立ち寄ってくださいました

JVCは「世界の物産」コーナーで、パレスチナ刺繍とコリアの子どもの絵画展示を行いました。

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(準備中のスタッフ宮西。パネルには南北コリア・中国の子どもたちの絵!)

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(こちらはパレスチナ刺繍コーナー。体験キットを準備しました)

お客さんは来るだろうか…とドキドキしながら展示をしていましたが、私たちのブースにも、たくさんの方々のご来場が!

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(クロスステッチ刺繍を体験してくださった皆さんと)

パレスチナ刺繍の多くは、とても小さな×印のステッチ(クロスステッチ)でできています。これを少し縫っていただいて体験してもらうのですが、4歳のお子さんから小学生、大人まで、ブースに座ってチャレンジしてくれました。

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(4歳の女の子が夢中になって挑戦! 才能を感じました…)

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(難なく縫い進めていく小学生さん。)

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(「こういうのは初めてで…」とおっしゃいながら、楽しそうに取り組まれる男性も)

私は皆さんのサポートに入りましたが、皆さんが楽しそうで、私もとても楽しかったです…!
特に、刺繍の色と模様を皆さんが一生懸命選ぶところは、私も見ていてとてもワクワクしました。一人一人、オリジナリティが生まれるところですよね。パレスチナの女性たちも、刺繍をするときは色合わせをよく工夫されています。なんだか現地と日本の感覚がつながったような、不思議な感じがします。

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(小学生のお兄さんに教えているスタッフ並木。皆さん、とても上手です…)

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(少し空いてきた頃に、インターン中村も挑戦。「楽しい!」と喜んでくれました!)

たくさんの方々に見ていただけた、コリアの絵画展示

テーブルの横に立てた絵画のパネルも、たくさんの方々に見ていただきました…!

この絵は、ソウル、ピョンヤン、そして中国の延吉からはるばる届いたもの。国の名前を聞くと少し緊張してしまうかもしれませんが、絵を見れば、その地に暮らす子どもたち一人ひとりの体温が感じられます。

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(子どもたちの絵についてご説明する宮西)

この日は、「絵の描き手にお手紙を送れます!」という企画も実施しました。ある一人の男の子は、ピョンヤンの子が「家族が電車の製造に関わった」という絵を描いていたのを見て、絵手紙をその場で書いてくれました。

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(これは…!絵が上手すぎませんか…! JR西日本の東海道線だそうです!)

少し時間はかかりますが、お手紙は、絵の描き手に届きます。日本の電車を添えた手紙を受け取ったピョンヤンの子の反応、気になりますね。きっと、とっても喜んでくれると思います! 鉄道愛が国境を越えていきますように…!

子どもたちの絵も募集しました

JVCも参加している「南北コリアと日本のともだち展実行委員会」では、毎年テーマに沿った絵を子どもたちから募集しています。ピョンヤン、韓国、日本、中国から集まった絵画については、「南北コリアと日本のともだち展」を開き、東京をはじめ日本のあちこちで展示しています。

今年も、そろそろ絵画の募集が始まります! 今回のフェスティバルで、募集要項を配布させていただきました。「学童で取り組んでみようかな」「うちの子、絵が上手いんです。参加してみる?」という声も聞かれ、とても嬉しかったスタッフたちでした。

ウェブサイト上でも、もうすぐ告知が始まります。皆さま、ぜひご注目ください!

来場くださった皆さま、本当にありがとうございました!

刺繍体験や絵の鑑賞の合間に、「この団体は、どんな活動をしているんですか?」「ボランティアってできますか?」というお声がけも、たくさんいただきました。JVCのパンフレットを手に取り、読み込んでくださる方々も。皆さまとの接点をいただけて、とても嬉しかったです。

暑い中ご来場くださった皆さま、そして企画・運営してくださった皆さま、本当にありがとうございました…! 私たちもまたぜひ、川崎に伺いたいと思います!

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