2時間にわたる分科会の後半には、質疑応答や意見交換が行われ、全ての参加者が「ポスト仮設」に関する共通の課題認識を有していることが確認されました。その中で最も重要視されたものとして「移転先におけるコミュニティづくり」が挙げられ、今後も定期的に「まちづくり分科会」を継続し、議論・検討していくこととなりました。
10月30日には、24日の分科会に出席した支援団体が次回の分科会の協議内容に関する打ち合わせを行い、次回の「まちづくり分科会」では、「災害公営住宅の入居予定者と建設予定地の既存自治会住民とが、いかに円滑にコミュニティづくりを進めていくか」について具体的な方策を検討していくこととなりました。JVCは、今日までの活動を通して得られた経験の蓄積を基に、「ポスト仮設」という課題の解消に向けて引き続き「まちづくり分科会」の一翼も担っていきます。