交流・ネットワークの構築と発信
JVCは、活動対象村同士が集まり、活動の成果や課題について共有する会議を開催しています。 この会議を通じて、普段接触する機会の少ない異なる村住民同士が集まって議論し、学び合うことのできる場づくりを行っています。 また、現地NGOの定期会合に参加するなどして他団体との関係構築を図り、Land Information Working Group(LIWG)等の関連ネットワークを通じて活動の成果を発信しています。
活動村を対象とした合同の会議を3回開催し、村人同士が稲作の改善方法などについて議論する機会を設けました。また、現地のネットワーク組織の会議に参加して法律研修などを紹介するとともに、村のデータやコミュニティー林、魚保護地区の活動内容をまとめた冊子を作成し、関係行政機関や他のNGOに共有しました。
村人は家庭菜園で野菜を収穫できるようになり、家畜銀行を通じて牛やヤギを増やすなどして、生計を改善することができました。また、灌漑施設や井戸の整備によって、作物栽培や生活に利用する水を簡便に得られるようになりました。種もみや米銀行の支援は、洪水被害を受けた村人の食糧不足解消の一助となりました。
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