REPORT

アフガニスタン支援に関わるNGOの提言

この12月5日から、日本など85カ国と国際機関が参加してドイツ西部のボンでアフガニスタンの安定化策を話し合う閣僚級国際会議が開かれました。それに先駆け、JVCはアフガニスタンの南部で活動するカレーズの会と共同で日本政府に対し提言書を12月1日付で提出しました。

提言では、2001年9月11日、ニューヨークでの事件を受け「テロとの戦い」がアフガニスタンで開始されて10年が過ぎ、国内は以前よりも治安が不安定になり、復興も停滞し、混乱した状態が続いていること、その中にあって、アフガニスタンの人々は、日本政府の軍事支援ではない復興支援を中心にした平和的なアプ ローチによる支援を高く評価していることを述べました。そして、これまでアフガニスタン支援に関わってきたNGOとして、アフガニスタンが混乱から脱し再生するために「日本政府によるこれまでのアフガニスタン支援の検証」と「今後の長期的なコミットメント」を求めています。

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