REPORT

国内避難民への食料支援

概要

治安の悪化により住む家を追われ、いまだ国内外で約500万人が親戚の家に身を寄せるなど避難生活を送っています。イラク政府から届けられる支援は不十分で、特に貧困世帯が多い国内避難民は、生活に必要な水、食料、医療、住居などを十分に得られない状況が続いています。

2009年度報告

地元へのつながりが強い国際協力団体と協力し、ファルージャ市内に住む国内避難民や帰還民、これらの人々を抱える地域の住民のうち特に困窮度の高い世帯450世帯を対象に、8月に食料支援を実施しました。

特に厳しい生活を送る世帯に食料を配布。

配布した食料は、イラク家庭で必要性が高い一方で供給が不足している、米、豆、砂糖、食用油です。モニタリングを行い、配布した食料が人々の必要を満たす上で役立っていることが確認できましたが、仕事の機会など、人々が自立して行くための課題も明らかになりました。

米、豆、砂糖、食用油のセット。

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