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敵視ではなく対話を通じたアフガニスタン支援を

2021年9月14日 更新

9/16AM、外部サイトPeatixにアクセスできない状況が生じておりましたが、12:15現在は復旧しています。

アフガニスタンの情勢が緊迫しています。

私たちJVCはアフガニスタンにおいて、今年5月に活動を終了するまで約20年にわたって医療や教育、平和アクションなどの支援活動を実施してきました。現地に長く関わってきたNGOとして、このたび声明「タリバン敵視ではなく対話を通じたアフガニスタン支援を」を出しました。

米軍占領下の20年の検証を

タリバンが全土を掌握し、米軍が撤退して20年間にわたる「アフガニスタン戦争」が終結しました。この20年間のアメリカによる軍事占領は現地に大きな負の影響を残し、JVCの活動地でも米軍による誤射・誤爆により多くのアフガン人の命が奪われました。それが人々の反発を買い、タリバンの勢力拡張にもつながりました。この20年を検証することなしに、今のアフガニスタンの問題を考えるわけにはいきません。

一方で、この20年間に女子教育をはじめ人々の様々な権利・人権の拡大が進みました。それらの権利が後退することなく、基本的な人権は守られなければなりません。それには、国際社会がタリバンを「敵視」することによって孤立させるのではなく、対話と交渉を続けることが重要です。現地では、これまで開発や人権、平和の分野で活動をしてきたNGOや国連とタリバンとの対話がすでに始まっています。

「敵視」からは何も生まれない

JVCはこれまで世界各地の活動経験から、特定の政治勢力に対してメディアを含む国際社会が「悪」のレッテルを張ることで、その対象を敵視する大衆の心理を生み出し、分断を招き、戦争・紛争を正当化してきた事例を見てきました。アフガニスタンでのこれ以上の分断や新たな暴力の連鎖を避けるためにも、タリバンを一方的に「悪」とするのではなく、冷静にそして多面的に状況を見て対応していくことが必要です。

日本には、タリバンとの対話を進めるにあたって果たすべき重要な役割があります。自衛隊は米軍の後方支援を行ったものの、地上侵攻はしませんでした。その点で、タリバンは日本に対して一定の信頼を寄せているといわれています。国際社会がタリバンと対話する上で「架け橋」的な役割を果たすために、日本はタリバンとの正規の交渉窓口を作るべきです。

今のアフガンを取り巻く状況をどう考え、国際社会、日本、そして私たち市民に何ができるのか?「敵視ではなく対話」とはどういうことか?JVCの活動経験を踏まえて、そして、元JVCスタッフが独立した現地NGOの実践に学びながら、考えていきたいと思います。JVCアフガニスタンの活動を担ってきた元スタッフで、SNSやメディアで積極的な発信を続けているお二人を招いてのトークイベントです。ぜひ、ご参加ください。

日時 2021年9月16日 (木) 20:00~21:30
会場 オンライン(お申し込みいただいた方に、ZoomのURL が送られます)
プログラム

【内容】

声明文の紹介(今井高樹)

報告(谷山博史、長谷部貴俊)
  • 刻々と変わる現地の状況をどう見るか
  • JVCの経験から、米軍占領下の20年間を考える
  • どうして「対話」なのか?
  • 日本の役割、今後への提言

【登壇者】

谷山博史
日本国際ボランティアセンター(JVC)顧問、前代表理事
2002-2007年にJVCアフガニスタン事務所現地代表
1986年にJVCに参加し、タイの難民キャンプでの活動を皮切りにラオス、カンボジアでの在を経て、1994年からJVC東京事務所にて事務局長。 2002年からJVCアフガニスタン現地代表。 2006年帰国後、2018年まで代表理事をつとめた。 2015年から2019年にかけ、国際協力NGOセンター(JANIC)理事長。
【著作】『「積極的平和主義」は、紛争地になにをもたらすか?!: NGOからの警鐘』合同出版 (2015/7/31))など。
>>スタッフインタビューリンク(2015年10月時点)
長谷部貴俊
JIM-NET海外事業担当、前JVC事務局長(2012年〜2020年)
2005-2012年にJVCアフガニスタン東京担当、08-12年は現地代表兼任
学生時代は日本国内の外国人労働者支援に取り組み、大学院修士課程では農村開発を専攻する。他NGO勤務を経て、2005年にJVCに参加。アフガニスタン事業担当を経て、2008年よりアフガニスタン現地代表を兼任。現地での事業運営と政府への提言活動などを行う。2012年より事務局長、2017年より人道支援/平和構築グループマネージャーを兼任し、2020年に退職。2021年よりJIM-NETにて現職。
【著作】『「テロとの戦い」とNGO』(終わりなき戦争に抗う・新評論、2014)など。
今井高樹
日本国際ボランティアセンター(JVC)代表理事
大学卒業後、民間企業に勤務。退職後、2007年5月よりJVCスーダン現地代表、スーダン南部自治領(現南スーダン)のジュバに3年にわたり駐在。 2010年よりスーダン(北部)の南コルドファン州に移動、2011年の紛争勃発による緊急退避を経て首都ハルツームに駐在する。 2017年4月に帰国、人道支援/平和構築グループマネージャー。2018年7月より現職。2019年、2020年には安保法制違憲訴訟の原告側証人として南スーダンの自衛隊派遣の違憲性について陳述。
>>スタッフインタビューリンク(2017年4月時点)
渡辺直子(司会進行)
日本国際ボランティアセンター(JVC)海外事業グループマネージャー、調査研究担当
愛知県出身。 大学卒業後、ボランティア活動をしながら海外を放浪。 イギリスの環境保護NGO勤務、日本の大学院を経て、2005年、南アフリカ事業担当としてJVCへ。 2009年より、南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー、2010年より、同国現地代表。 2012年より、再び南アフリカ事業担当。 2017年より、地域開発グループマネージャー。 2020年より、現職。
>>スタッフインタビューリンク(2016年6月時点)
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