
【戦闘から3年 世界最悪の人道危機!】声明発表記者会見&折り紙アクションレポート
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2026年4月11日「~戦闘から3年世界最悪の人道危機~スーダンを想いハイビスカスを咲かせよう」がきゅりあん品川区立総合区民会館5Fで行われました。
本記者会見は、4月15日に戦闘勃発から3年となり「世界最悪の人道危機」と言われるスーダンへの注目を集めるべく開催されました。同日に発出した共同声明の発表と、スーダンの現状が伝えられました。また、参加者とともにメッセージを込めた参加型アクションが行われました。その様子をお届けします。
~戦闘から3年世界最悪の人道危機~スーダンを想いハイビスカスを咲かせようNGO声明発表記者会見・折り紙アクション
当日は以下のタイムテーブルに沿って進行されました。
・趣旨/アクションの説明
源島菜月(特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC))
・記者会見
〇スーダン情勢の概要と声明発表 後藤美紀(JVC)
〇現地駐在員からのオンライン報告 今中航(JVC)
〇現地スーダン人スタッフからのビデオメッセージ モナ・ハッサン(JVC)
・質疑応答
・折り紙アクション/写真撮影
会見の冒頭では、国軍(SAF)と即応支援部隊(RSF)の戦闘の情勢に伴う国内外避難民数など、「世界で最も最悪な人道危機の一つ」と言われるスーダンの状況についてJVCの後藤より共有されました。その後3年続く大規模戦闘の背景や他国の関与、市民への攻撃についての解説が行われ、声明が発表されました。

記者会見の様子
現地に駐在するJVCスーダン現地代表の今中とZoomで繋ぎ、戦闘開始後にポートスーダンに避難してきた方々の話やカドグリにおける物資不足の状況や拡大する攻撃について、発表しました。また、JVCが行ってきた補習校支援についても説明がありました。

スーダンの勢力図
続けて、JVCスーダン事業現地副代表のモナ・ハッサンからのメッセージ動画も流されました。
紛争の開始から3年。スーダンの人々や子どもの状況などを伝えてくれました。
質疑応答では、メディアの方からスーダンにおける人権侵害や紛争を止めるにはどうすればいいのか、JVCの事務所があるカドクリの様子、日本の人々にできることは何かという質問があり、登壇者が回答しました。

記者会見の様子
アクションでは、スーダンの国花であり、平和のシンボルでもあるハイビスカスを、参加者の皆さんと一緒にスーダンを想いながら折り紙で作りました。イベントの最後には、大きな模造紙にそれぞれメッセージを書いたハイビスカスを貼り、記念撮影も行いました。
参加者の皆さんから、
「スーダンの人びとが安心して笑顔で暮らせる日がきますように」や
「子どもたちの笑顔がたくさんもどりますように」
といったスーダンの平和を願うメッセージが日本語や英語、アラビア語で書かれていました。

メッセージが書かれたハイビスカス
記者会見とアクションの模様は複数のメディアで報じられました。
▶メディア一覧はこちら
インターン①
今回のイベントで一番に印象に残ったのは、モナさんからのメッセージでした。3年経った今、「希望は失われていない」と話すモナさんの姿は力強く見えました。こうした紛争の中でも希望を失わず、生活や活動を続けるスーダンの人々にまずは目を向けることが重要だと考えました。
インターン②
私がスーダンの戦闘について知ったのは3年前、大学のレポートで、世界で起きている紛争について調べている時でした。当時は戦闘が始まったばかりでしたが、日本のテレビで報道されているのを見たことがなく、自身で情報を探すことがなければ知らずに過ごしていたと思います。あれから3年、未だに戦闘は続き、多くの市民が犠牲になったり、苦しい生活を強いられていたりすることを学びました。
そうした中でも、避難先で新しくビジネスを始めるなどたくましく生きる現地の方々の現状を、もっと多くの人に知っていただきたいと強く感じました。今回の記者会見が、スーダンの現状を忘れず、一人一人ができる支援の形について考えるきっかけになれば良いと思います。
戦闘の発生から3年。
スーダンの人々は終わらない戦闘の中でも、たくましく生活を続けています。
一方で、スーダンの人々の命が尊重され、本来の生活を取り戻すためには停戦に向けて働きかけ、日本からの支援を継続していくことが重要です。
スーダンの人々に目を向け、私たち一人ひとりが関心を持つとともに、その関心の輪を広げ続けることがもとめられます。