REPORT

カンボジア

【ため池&家庭菜園(2019~)】 待望の?!タイヤプランター研修

ため池完成後、レモングラスを植えたりたい肥や苗木の研修をして嬉しいことに実践者が増えていたり しますが、先日はJVCの農業研修の中でも人気の高い古タイヤをプランターとして用いた野菜の栽培研修を実施しました。過去数年この研修を複数の村で実施していますが、村では古タイヤを無料もしくは安価で入手することが可能であるからか、多くの家庭で実践が見られます。

ため池の周囲に住む方の中にも、過去に研修に参加したり、近所の人の真似をしたりして実践している方もいたのですが、やり方を知らないという方も多かったので、今回改めて実施することとなりました。ちなみにこの古タイヤを利用する方法は、プランター栽培であるためにやせた土地でも栽培でき、乾季の乾燥や雨季の洪水などの場合でも場所を移すなどすれば、比較的容易に野菜を栽培することができます。

研修開始。犬や子どもが自由に寝ている雰囲気が好きです

タイヤの切り方を説明したあと、実際に土を入れて苗を植えるところまで一緒にやります

今回はタイヤだけでなく、セメントのあき袋に水はけ用の穴をあけて苗を植える方法もとりあげました。

こちらも身近な材料だからか、関心の高い方が多かったです

また、雨の多い時期を迎えるにあたり、冠水防止で少し高い場所で野菜を栽培する方法も研修しました(乾期は水不足なのに、雨季になると冠水する場所があります。ひどいときはこんな状態に⇒事業地の水害被害

苗は参加者の誰かが持ってきてくれたもの

今回の研修でよかったと感じたのは、最後に皆で、これまでのたい肥、苗木研修の実践者の家を訪ねたこと。前回紹介したホン・センさんの家に皆でお邪魔したのですが、同じ研修に参加して、さっそくたい肥の材料をかえたり、空芯菜を初めて植えてみているホン・センさんのすばやさに、皆さん刺激を受けたようです。

ホン・センさんが植え方をシェアしてくれているのが嬉しかった

たい肥についても色々と質問がとんでいました。手前がホン・センさん

もともと研修の参加者はため池の周囲に住む人たちで、近所付き合いは当たり前にある感じですが、JVCが間に入ることで広がる話もあるようです。こんな風に掘削したため池の周りでは研修を実施し、その後のフォローをおこない、村に残る家庭の生計向上のための取り組み(家庭菜園)をサポートしています。

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