REPORT

南アフリカ

家庭菜園研修 ~雨の中のモニタリングその2~

家庭菜園研修モニタリングの続きです。ボドウェ村で訪問した二人目はサルミナ(Salminah)さんという女性です。彼女は山の上のほうに広~いメイズ畑を持っていて、菜園は家のまわりで点在させて、少しずつつくっています。南アはアパルトヘイト下において黒人社会で営まれてきた小規模な牧畜・農業が破壊され、農村といえども農業で身を立てている方は滅多にお目にかかりません。しかし、ここベンベ郡の私たちの活動地においては、いくつかの村ではきちんとメイズ用の大きな畑を持っていますし、そうでなくとも雨季には庭先のスペースに当たり前のようにメイズを植えています。もともと菜園をつくっている方も割りといらっしゃいます。その中でもここボドウェ村はその傾向が特に強い村です。

ボドウェの村の中の様子。写真中央あたりには家の敷地の外の土を耕している様子が。もうすぐここにもメイズが植えられます。非常に熱心なボドウェ村の人たち。

だけどサルミナさん「年も取ってきてさすがに疲れてきたわ」とおっしゃっていたので、4月に研修を受けてからは「一箇所で狭い範囲でも学んだことをきちんと適応していると食べるのにはじゅうぶんな野菜が採れるよ」というトレーナーのアドバイスを証明すべく、一箇所だけ新たな菜園スペースをつくりました。その結果、写真のとおり狭い範囲なのですが、トマト、ビートルート、たまねぎ、かぼちゃ、にんじん、ほうれん草、メイズなどなど様々な種類のものがぎっしりと元気よく植わっています。トレーナーのアベルからは
「この菜園には自分から言うことは何もないよ。すばらしい。あえて言えば、マルチをするもっといいのだけど・・・。これでクリスマスの食べものにも困らないね!」
と太鼓判を押されていました。

サルミナさんの畑。せまい範囲にいろいろ植わっています。
おもむろにニンジンを収穫し始めたと思ったら・・
新鮮でおいしそうなニンジン!

さてこうしたモニタリング、ちゃんとやっていない人にはあんまりありがたくないものなのかもしれませんが、一生懸命やっている人は「ぜひ見に来て!」という方が多く、私たちJVCスタッフの訪問が励みになると喜んでくれます。サルミナさんもそのお一人で、帰り際には「来てくれてありがとう」と言ってとっても新鮮でおいしそうなにんじんを分けてくださいました。

こちらこそありがとうございます!今夜はこれでにんじんとツナのサラダをつくります。

結局ツナ缶を買い忘れてゆで卵で代用。おいしかった~。

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