REPORT

南アフリカ

マンデラの意志を受け継いで?

今週から流通しはじめた、南アフリカの新しいお札。リンポポ州までやってくるのには時間がかかるかと思いきや、今日の買い物のおつりとしてはじめて手にしました。

おもて面に、ネルソン・マンデラ氏の顔が採用され、今までおもて面にあったBIG5の動物たちがうら面へと移動しました。

新しい100ランドと200ランド札。

マンデラ氏を起用することで、彼の功績をたたえよとする、今回の通貨デザイン。一方で、いろんな国のお札を思い浮かべると、生きている間にお札に載るのは通常、王様や独裁者などの絶対権力者が多いことが思い出されます。偶像化を嫌い、大統領も1期で退任したマンデラ氏の真の意志なのか、疑問に感じてしまいます。

いまは変わってしまったけど、昔西アフリカの共通通貨CFAのお札には、女性、長老など「誰でもない」ふつうの人びとのイメージと、「どこでもない」ふつうの暮らしの様子がデザインされていました。どこの国の景色を、どのお札に描くかでもめたユーロに比べて、なんて平和で民主的なんだろうと思ったのを覚えています。

マンデラ氏は、今でも南アフリカの人々の誇りです。でも、彼が老い、後継者たちが新しい国を創造していく中、全ての人々の自由を願った彼の意志をどのように受け継ぎ、そして表現していくべきか。南アフリカの人々そして私たちもしっかり考えていかなければいけないのでないでしょうか。

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