小々汐地区では、最終段階に入った造成地の詳細設計図面と移転用地の取得へ向けた手続きの進捗状況が報告されました。この地区では、抽選によって各世帯の区画を決定することがすでに合意されていますが、抽選に先立ち、移転地全体の利便性や安全性についての協議が市職員を交えて慎重になされ、今日までに様々な要望を伝えてきました。出入り口の位置や壁の形状などに統一性を持たせ、各区画の公平性がある程度保たれるなど、様々な条件が整ったのちに、いよいよ抽選に入っていくことになります。
大浦地区の集団移転先には災害公営住宅の併設が予定されているため、相談会の冒頭に市担当職員から公営住宅整備事業に関する説明が行われました。この地区の協議会では、防災集団移転事業に関わる人だけでなく、公営住宅への入居を希望する人も一緒になって、移転先のまちづくりについての話し合いを行っています。