まず小々汐の相談会では、造成地内に整備される擁壁(ようへき)の検討が行われました。協議の結果、宅地と宅地の間、宅地と道路の間に設けられる擁壁の種類や長さの要望が、設計に関わるコンサルタント会社に伝えられました。また、住民自身で設置する宅地内の側溝については、誰がどの場所に設けるかについて、住民間での申し合わせが定められました。
一方、大浦の相談会では、住民の要望を反映した造成設計図の修正案が複数提示されました。これを受けてアドバイザーからは、それぞれの設計図のメリット・デメリットが解説されました。住民とアドバイザーとの間の質疑応答や意見交換を経て、最終的に住民が希望する設計図が決定されました。