輪投げ大会についてはこの南相馬日記ですでにご紹介済みですが、子どもから大人まで楽しめる競技としてこの地域で親しまれ、お年寄りの娯楽としても人気のイベントです。
赤、黄、青の色とりどりの9本の輪を、これも9本のピンが立つ的めがけて放り投げ輪が入ったピンの得点の合計を競い合います。
当日の朝9時半ころから人が集まりはじめ、10時には前日までに申し込みを済ませた18人の方々が揃い(ふだんのサロン利用者が20人から30人ほどなので、ほとんどの方が常連といえそうです)、さっそくチームを作るためのくじ引きをしてもらいます。1つのチームは3人、AからFの6つのチームが、Aチーム対Bチーム、Cチーム対Dチームというように、チーム対戦でゲームが進められていきます。
「あれえ、緊張するなあ。いつも通りに入るとは限んねえべえ。」
ふだんサロンでおしゃべりはしていてもそれぞれの輪投げの腕前など見たことがないメンバーどうし、"輪"を手にして最初はちょっと緊張した面持ちです。
「それえ、"9"ねらえ。」
「だんめだあ、ねらうとかえって入んねえ。」
「うわあ、豊田さんすごいんだなあ。ぽんぽん入って。」
「まぐれだあ。」

















