お昼休みの時間に、ふらっと立寄ったおばあさんの話しを聞くサロン責任者の松本さん。この時間にくれば松本さんを独占できるのを知っている。
「孫は話を聞いてくんねえけど、ここにくるとゆっくり話しを聞いてもらえる」 と、頬をほころばせるおばあさん。それでも、ひとしきり話しをした後に、「もうすぐ孫がくっから」といそいそ帰る姿がいじらしい。
「"お盆は行くとこがないけど、ここ(サロン)がやっているからよかった"、と言ってもらえるのがうれしいです」と松本さん。本人も旧避難区域から避難し家族と別の仮設住宅に暮らしているが、ここに来るとみんなが親切にしてくれるのでやりがいがあるという。
毎日、サロン責任者としての仕事を喜んで担ってくれている。いつ戻れるかわからない故郷を思いながら肩を寄せ合い、いまこの時を大事に暮らそうという思いがサロンに集まる人たちの中にあるのかもしれない。















