紛争の中を生きる人々へ
―もし明日、家に帰れなくなったら。
もし明日、学校に行けなくなったら。
もし明日、大切な人と離ればなれになったら。
そんなこと、想像したこともない。
けれど世界には、それが「もし」ではなく、今日も現実として続いている人たちがいます。
世界を変える魔法はない。それでも、未来を諦めずに生きようとする人たちがいます。
あなたの応援が、その未来を支える力になります。

日本でも、殺傷兵器の輸出解禁など、平和への歩みを逆行させるような動きが続いています。あまりに深刻な危機的状況に、無力感を覚えてしまう瞬間もあります。
それでも、私たちは諦めません。一人ひとりの力は小さくても、諦めない意思が集まれば、それは世界を変える確かな力になります。
紛争の中を生きる人々へ

2025年10月の停戦から半年以上経つ現在も、ガザの人々は攻撃や物資の不足に苦しみ、筆舌に尽くしがたい破壊と困難の中にいます。
それでも、現地のパートナー団体のスタッフは、自らも避難生活を送り、大切な家族を失いながらも、活動を続けています。
3歳以下の子どもと妊産婦への栄養支援、乳児用粉ミルク・医薬品の配布、現地パートナー団体診療所の復旧支援など、今ガザで求められている支援に熱意と誇りをもって取り組み続けています。

大規模な戦闘勃発から4年目に入った今も、紛争の終わりが見えないスーダン。世界最大規模の深刻な人道危機にありながら国際社会からの支援・注目は薄く「見捨てられた危機」と呼ばれています。
JVCは、紛争の影響で被害を受けた学校の修復や教材の提供、教員の研修、心理面でのケアなど子どもたちが安心して学べる環境づくりを通して子どもたちとスーダンの安定した未来を目指して活動しています。

各地で起こる紛争・人道危機に対して現地の声を日本社会に届け、見過ごしてはいけないと声をあげるイベントの開催や、日本政府の紛争を助長する、ともすれば紛争当事者になれかねない動きに対して、ほかのNGOや市民団体と連携して署名・要請書などの働きかけに取り組んでいます。
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紛争の中を生きる人々へ
今のガザはゴーストタウンのようです。絶望と悲惨に満ち、生活に必要な基本的なものを探し求めても見つかりません。食料は足りず、支援がほぼ完全に遮断されて、医薬品はほとんど手に入りません。住居は、雨風でテントが流され、吹き飛ばされたり、飲料水や生活用水を手に入れるのも大変です。
これらに加え、日々、危機を感じます。心理的な不安や、未来への恐怖を抱えながら生きています。
どうか忘れないでください。たまたま「間違った場所」にいたというだけで、世界に見捨てられた人々のことを。
日本の皆さんからの支援は、どんなに小さくても、確実にガザに影響を与えます。お年寄り、子育て中のお母さん、子ども―それぞれに名前と夢と人生のある誰かに確かに届くのです。

JVCガザスタッフ

3年前、ある瞬間に生活は一変しました。私たちは家や思い出、そして安心感、全てを置き去りにさせられました。子どもたちにとって、その喪失はさらに大きなものでした。
多くの子どもが、何か月、あるいは何年もの間、学校に通えませんでした。
失ったのは教育だけではありません。教室、友だち、そして夢―当たり前だった日常そのものを失ったのです。
子どもたちが再び学校に戻ることは、「学ぶこと」以上の意味を持ちます。
それは、心が癒されること。安定を取り戻すこと。そして、希望を取り戻すことです。
現地で活動するJVCは、これを可能にしています。安全な学びの場をつくり、学用品を提供し、教師を支援することで、子どもたちがより良い未来へ踏み出す一歩を後押ししています。希望はまだ失われていません。
そして教育を通じて、子どもたちは人生を立て直し、より良い未来を自らの手で形づくることができるのです。
JVCスーダン事業現地スタッフ モナ・ハッサン


