ボランティアをする
NGOの東京事務所で1年間インターンをする
責任をもってNGOの仕事を体験・研修してみませんか?
(1年間、週2日)
JVC東京事務所では、スタッフの補佐をしながらNGOの仕事を具体的に知り、NGOの視点を学んでいただくことを目的にしたインターン制度を実施しています。
インターンには仕事に責任をもち取り組んでもらいます。人材育成の一環として研修にも注力します。実際の仕事を通じて、さまざまな人々・チャンスとの出会いもあなた次第です。
インターン修了後のNGOへの就業を約束するものではありませんが、インターン活動を通して得たNGO関連の情報や、多様な価値観、生き方、人脈、そして志(こころざし)を同じくする仲間との出会いは、必ず大きな財産になります。
JVC東京事務所インターン制度のメリット
このインターン制度には以下のようなメリットがあります。
- 1年間と期間が長いので、国際協力の分野にじっくり関われる。
- 4月~翌年3月なので、個人の年度計画に合わせやすい。
- さまざまな国で多様な活動をしている団体なので、関心事を見つけやすい。
- ベテランスタッフから若手スタッフまで、その得意分野も経験も多様。だからさまざまな学びが得られる。
- JVCに関わる人は多い。インターンはもちろん、多くのボランティアの方、支援者の方との多くの出会いがある。
近年受け入れている主なインターン
- アフガニスタン事業インターン
- JVCアフガニスタン事業担当の補佐や、アフガニスタン関連のニュースを日本語で紹介するアフガン・ウォッチの作成などをお願いしています。
- アフリカ事業インターン
- 、JVCスーダンおよび南アフリカ事業全体の補佐や、南アフリカのクラフト雑貨の管理、情報収集(アフリカ関連時事問題、援助、農業、HIV/エイズなど)、イベント等での広報ツールの作成が主な仕事です。
- パレスチナ事業インターン
- JVCパレスチナ事業担当の補佐や、パレスチナ伝統刺繍製品の在庫管理、イベントの広報・運営の手伝いなどをお願いしています。
- 広報グループ(広報・支援者/ホームページ)
- JVCの考えや活動を世の中にひろく伝えるための大事な仕事です。広報担当の仕事は多種多様。多忙な広報担当の、"JVCを伝える"作業を手伝っていただきます。また、JVCの会員のみなさんに関する仕事のサポートもあります。
またJVCの広報の一環として、今ご覧のJVC公式ウェブサイトの日々の更新作業をお願いしています。
インターン経験者の声
勅使河原 佳野(2018年度 パレスチナ事業インターン)
- 【主な仕事は】
- パレスチナ事業の補佐として、寄付されたはがきの集計、支援者へのお礼状発送、JVCで販売しているパレスチナ刺繍製品の管理を行なっていました。またインターンとして「パレスチナを身近に感じられる発信活動」をしたいと思い、一年間試行錯誤していました。担当事業の業務だけでなく、インターンとしてやりたいことに挑戦させてくれることがJVCインターンの良いところだと思います。
- 【担当スタッフとどのように仕事していたか】
- 事務所に行くとまず担当スタッフと話し、その日にやること(担当スタッフから依頼される仕事と、インターン自身がやりたいこと)を確認しています。また月初めに面談を行ない、前月の振り返りと今月の目標を確認していました。JVCのスタッフは皆さんフレンドリーで、コミュニケーションを大切にしてくれるので、分からないことや悩みごとがあるとすぐに相談できました。
- 【活動を通して感じたことは】
- 抽象的な言葉になってしまいますが...自分という個人と社会・世界との繋がりを日々感じていました。「NGOって結局どんなことをするの?」「国際協力ををするってどういうこと?」そんな素朴な疑問を抱えて飛び込んだJVCでのインターンですが、期待以上に感じること・考えること・得ることの多い一年だったと思っています。詳細は説明会にてお話します!お待ちしております。

藤井 里彩(2018年度 広報・FRインターン)
- 【主な仕事は】
- 広報インターンの主な仕事は、郵便物の仕分け、メディア掲載されたものをまとめる仕事、SNSを通した情報発信、イベント運営補佐です。私は情報発信に重きを置いていたのですが、昨年の広報インターンはイベント企画に力を入れていたので、同じ「広報」でも何を重点的にやりたいか次第で業務内容を柔軟にアレンジできます。
- 【担当スタッフとどのように仕事していたか】
- 月末にその月の振り返り、月初にその月の仕事予定を整理する面談を行いながら、仕事の進捗共有などをしていました。(...一応「面談」と題してはいますが、お喋りしながら「あーこうした方が上手くいきそうだよねー」と一緒に考えていく感じです。)担当スタッフに限らず、JVCはスタッフとインターンの距離がとても近いので、わからないことがあれば何でも聞くことができました。
- 【活動を通して感じたことは】
- インターンを通してNGOに対してのイメージ、国際協力全般に関してのイメージが変わっていくのを感じました。活動中に知識がどんどん深まっていくのはもちろん、活動外でもニュースに常にアンテナを張るようになったり、問題意識を持つようになったりと、日常の自分に変化をもたらしたように感じます。また、大学3年という、自分のこれからについて考える大切な時期にJVCインターンをできたことで、自分の進路についての考え方も変わりました。(詳しくはインターン説明会で話を聞きに来てください!お待ちしてます!)

那須宝子(2018年度 ホームページ分析インターン)
- 【主な仕事は】
- HP分析インターンの主な仕事は、毎月のルーティーンとして行なっているものと、数カ月に及んで行なっているものの2種類があります。前者は毎月団体内で行われるイベントについてのレポート作成などがあります。後者はJVCのホームページの状況についてレポートを作成し、それを元にHPを改善していく仕事がなどが挙げられます(2018年度はホームページの改善によってマンスリー募金の新規登録を向上させました)。他にも、毎回業務を始める前に日々ホームページの状況をGoogleのツールを使って確認したり、自分でやりたいことを提案して新たに仕事を作ったりしています。
- 【担当スタッフとどのように仕事していたか】
- 私は今までにホームページの分析の仕事などやった事がなかったので(なんせ大学は法学部です!)、最初の3ヶ月は担当スタッフの方に一から業務に必要なことを教えてもらっていました。また毎月目標を決めて業務を行うのですが、担当スタッフの方にアドバイスをもらいながら進める事ができたので、大きな壁にぶち当たってあほみたいな落ち込み方をしても、暖かい目で見てくださったので今まで進める事が出来ました。
- 【活動を通して感じたことは】
- 「NGOこそIT業務が必要なんだ!」と気づかされる事が多かったです。JVCでインターンをするまでは、NGOの仕事は現地での活動がほとんどだと思っていましたが、実際には現地での活動を継続的に続けて行くための資金獲得に、ITを使ってJVCと関わりを持ってくれる人を見つける事が大切なのだと気づかされました。また業務外に事業担当の方とお話する機会も多くあったので、NGO職員の仕事についても理解を深める事が出来ました。
