2011年に発行した号の一覧

- 特集 国無くしても暮らしあり
- この秋、パレスチナは国連への加盟申請を、すなわち「国家の承認」を国際社会の場で訴えた。これまで幾度も頓挫してきた和平への道筋、今回の取り組みの行く末は。そして長く続いているイスラエルの占領政策下にあっても力強く生きるパレスチナ・ガザの人々の姿から私たちが学ぶことは多い。(編集部)
【発行年月日: 2011年12月20日】

- 特集 生き残った私たち2
- 前号に引き続き、東日本大震災関連の取り組みを取り上げる。今回は原発事故が起きた福島県内での活動だ。そこで今も暮らしている人たちは何を思っているのか、また放射能の問題があるにもかかわらずJVCはどうして取り組むのか。どのように振るまうのか「正解はない」なかで、JVC が何を指針としているのかを読み取っていただきたい。(編集部)
【発行年月日: 2011年10月20日】

- 特集 生き残った私たち
- これまでも会報で報告してきたとおり、JVC は2011 年3 月11 日に発生した東日本大震災の被災者支援のひとつとして、宮城県気仙沼市に発足した災害ボランティアセンターの運営支援を行なってきた。現在はこの間の活動で縁ができた同市内沿岸部の地域で活動を深めつつある。現地で活動してきたスタッフからの報告とともに、これまであまり国内の災害支援に携わることがなかったJVC がなぜ今回の震災支援に関わるのか、発災から5 ヵ月が経過した今、まずはいち早く活動を開始した気仙沼市に絞って、改めて私たちの考えを整理し、あわせてこの先の関わり方を展望する。また、発端の源は同じではあるが、原発故障による被害拡大に苦悩する福島県における活動については、JVC の考え方と具体的取り組みについて次号以降に報告したい。(編集部)
【発行年月日: 2011年8月20日】

2010年度ダイジェスト
- 始まる:アフガニスタンのJVC診療所で家族カルテの導入がスタート。
- 出会う:タイと日本の若手農家の交流の場を提供しました。
- 伝える:COP10で生物多様性に世界が注目。ラオスの事例を紹介しました。
- 積み重ねる:日朝韓の子ども絵画交流が10周年を迎えました。
- 歩む:JVC30周年シンポジウムを開催、250名が集いました。
- 寄り添う:東日本大震災被災地での支援を開始しました。
【発行年月日: 2011年8月 1日】

- 特集 次につなげる若者たち
- 日・タイ若手農民交流が目指すもの
「交流」。ともすれば陳腐に受け取られてしまうこの言葉も、そこから意味のある実践が生まれてくるのならば悪くはない。タイと日本、ともに発展した国で、わざわざ農業をなりわいにしようとする若者たちにJVCは交流の場を提供している。はたして、そこに実践は生まれてくるのだろうか。(編集部)
【発行年月日: 2011年6月20日】

- 特集 カンボジアと歩く。
- 91 年の停戦、93 年の民主化から20 年弱。ここ10 年は経済発展も目覚ましく、海外からの経済投資も積極的に受け入れているカンボジア。その一方、いまも国際協力NGOがたくさん関わっている状況が続いている。日本からのODA の金額も多く、とくに新しい若手NGO・社会起業家の活動も目を引く。日本とカンボジアは、今後どのようにつきあっていけるのか。JVC の現地での活動報告とともに、それぞれの形で日本とカンボジアの両方に関わっている方々の座談会を開いた。(編集部)
【発行年月日: 2011年4月20日】

- 特集 我が振り正して他人に示す
CSO/NGO は自らの活動の有効性を問い直し正当性を担保する - 今回の特集では、「CSO (市民社会組織)の開発効果」を取り上げる。JVC の現場の活動の紹介ではなく、また耳慣れないテーマでもあると思う。これは、NGO を含むCSO が普段実施している開発の活動の質を見直しより高めるための国際ルールをCSO/NGO 自らが決めよう、というものだ。そしてそのルールは、CSO/NGO のみならず、政府による援助であるODA や、今や多様化している各種援助主体の活動にも影響を与えるものでもある。こうしたルールを決めるための国際会議に出席したスタッフが見てきたことなどから、どのようにしてこうした考え方が生まれてきたのかを紹介する。(編集部)
【発行年月日: 2011年2月20日】