
- 特集 我が振り正して他人に示す
CSO/NGO は自らの活動の有効性を問い直し正当性を担保する - 今回の特集では、「CSO (市民社会組織)の開発効果」を取り上げる。JVC の現場の活動の紹介ではなく、また耳慣れないテーマでもあると思う。これは、NGO を含むCSO が普段実施している開発の活動の質を見直しより高めるための国際ルールをCSO/NGO 自らが決めよう、というものだ。そしてそのルールは、CSO/NGO のみならず、政府による援助であるODA や、今や多様化している各種援助主体の活動にも影響を与えるものでもある。こうしたルールを決めるための国際会議に出席したスタッフが見てきたことなどから、どのようにしてこうした考え方が生まれてきたのかを紹介する。(編集部)
特集 | 我が振り正して他人に示す CSO/NGO は自らの活動の有効性を問い直し正当性を担保する 多様化する援助の世界、CSO/NGOは正当性を保てるか? (調査研究・政策提言担当 高橋 清貴) 「援助効果」と「開発効果」 21世紀における開発援助の焦点 (フェリス女学院大学国際交流学部教授/JVC 会員 高柳 彰夫) 「CSO 開発効果」が生まれた経緯 (代表理事 谷山 博史) 日本も国際的プロセスに参加する。 (代表理事 谷山 博史) カンボジアにおけるCSO 開発効果とNGO 法の動き (カンボジア事務所現地代表 若杉 美樹) | 援助効果 |
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報告 | JVC設立30周年記念シンポジウム 「わたしはここで生きている ~紛争、貧困、エイズを超えて~」 (広報担当 広瀬 哲子) 招聘したゲストの訪日記:日本にも仲間がいることを知った。 | |
スタッフの ひとりごと |
結婚式と「財政危機」 (カンボジア事務所 環境教育担当 樋口 正康) |
カンボジア |
みるよむきく | 映画『ビン・ラディンを探せ!~スパーロックがテロ最前線に突撃!~』 (総務担当 細野 純也) |
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プロジェクト一覧 | 2010年11月後半~2011年1月前半 | |
国内ひろば | 会員登場!【47】 音楽は国境を越えるコミュニケーション (会員 木下 尚慈) JVC 国際協力カレンダー2011『アジアの瞳』:JVCスマイル年賀カードが本格スタートしました。 (カレンダー事務局 荻野 洋子) JVC 国際協力コンサート2010:良い音楽会が、大きな力になる。 (コンサート事務局 高杉 香織) |
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JVC ブックレットシリーズ 003 『NGOの源流をたずねて』紹介 |
【発行年月日: 2011年2月20日】