JVCは2011年から宮城県気仙沼市で活動しています。 震災から約6年が経過し、高台移転による住宅再建や災害公営住宅の建設が進む一方で、未だ多くの人々が仮設住宅などで不便な暮らしを送りながら復興に向け進んでいます。
気仙沼市の魅力はなんといっても海の幸!夏に初訪問した広報インターンの田中さんも、報告ブログの中でこんな風に綴っています。
「今回活動地も見学するだけでなくもちろんおいしい食べ物もたくさんたべてきました!関東でも色々と海鮮も食べますが、やはり現地で獲れるものは違う!おいしい!いや、この違いを言葉で説明するのは難しいので、ぜひ気仙沼に行って食べてもらいたいです」
かくいう私も5月にお邪魔した際には、その海の幸のおいしさに感動を覚えた1人ですが、海の恵みに感動したのはもちろん、それ以上に、出会う人出会う人が本当に素敵な方ばかりで、心から感動したことをよーく覚えています。
そして私が「皆優しいし美味しいし、気仙沼って本当に素敵なところですね」と言うと、「そうなんだよ!だからもっと多くの人に遊びに来て欲しいんだよねえ」と口をそろえておっしゃっていたこともよーく覚えています。
というわけで、今日はJVCイチオシツアー、「週末は気仙沼。~海の仕事と人に出逢う旅2017~」のお勧めです。このツアーは、東日本大震災で甚大な被害を受けた気仙沼市浦島地区の住民の皆さんと、震災直後から現地で支援活動を行うJVCが、震災復興から地域振興につなげようと共同で企画している「体験型」ツアーです。はやいもので今年で4年目!震災を乗り越え海とともに生きる人々と出逢い、地域の魅力に直接触れることができるツアーなんです!
内容は盛りだくさん!初日午前は港まち・気仙沼のシンボルの山と言われている「安波山」からの絶景を楽しみ(天気に拠ります)、仮設商店街の「かもめ商店街」のお食事処へ。午後は水産加工場の見学(おつまみこんぶなどが絶品のお店です)、JVCが活動する浦島地区のまちあるき、更には震災語り部の方からのお話を聞く時間まで!宿泊は気仙沼市唐桑町で100年続く、牡蠣の養殖業者の女将さんが2013年に始めた民宿「つなかん」です。夜には住民の皆さんとスタッフをまじえた懇親会を行います。
2日目は牡蠣やわかめの養殖体験のほか、「リアス・アーク美術館」見学まで、こちらも盛りだくさんです。リアス・アーク美術館の常設展「東日本大震災の記録と津波の災害史」では、2011年3月11日から約2年間、地元の施設だからこそ集められた資料の数々が展示されています。個人的に必見の展示です。牡蠣やわかめの養殖体験は、過去の参加者の皆さんの笑顔を見ていただければ、多くを語る必要はなさそうですね。
本ツアー、今年は2回の開催を予定していますが、第1回は〆切ですが、第2回(3月4日(土)~3月5日(日))は絶賛募集中です!「いつか行こう」でのびのびになってしまっている方、今がチャンスです。おいしく楽しく「港まち・気仙沼」を体験しに行きませんか?お問い合わせのみでも大歓迎。皆さんのご参加、お待ちしております!
参加者の声
- 海の食材の豊かさ、おいしさに感動しました。震災の語りも、心に残りました。津波、火災を乗り越えて今があること、それに自分が出会えたことに感謝したいです。
- 皆さんの親切、忘れません!また来ます!
- 限られた時間の中で気仙沼の魅力を楽しめるツアーでした。地域の人が魅力と良く聞きますが、それを実感しました。
- 地元の方々との交流など、普通の旅行では難しいことがたくさんできました。懇親会が本当に楽しかった。
- 震災の話や漁の話など、じっくりお話でき、大変有意義であった。まわりにもぜひすすめたい。今まで訪れることをしなかった自分に反省。また参加します!
日時 | 2017年3月 4日 (土)~2017年3月 5日 (日) |
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会場 | 気仙沼市浦島地区 |
集合場所 | JR気仙沼駅 |
参加費 | 17,000円(税込) |
定員 | 各回15名 |
申し込み/ 問い合わせ先 | 詳細・申し込みはこちらから |