アジア・中東・アフリカで活動する国際協力NGOです。
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Trial&Error掲載記事

JVC会報誌Trial&Errorの記事の中から、全文掲載できる記事を集めています。まだまだ量は少ないですが、今後増やしていきます。

【スタッフのひとりごと】
スマート≠賢い

震災支援担当 白川 徹
2013年10月15日 更新
ひとりごと:白川さんイラスト/かじの 倫子

「スマートフォン(スマホ)」を買ってみた。携帯電話にパソコンの機能を付加したようなもので、通話だけでなくネットが見れたりできる。あまりに流行っているので「俺は持つまい」と意地を張っていたけれど、使ってみるとこりゃ便利。すばやく簡単に情報を得ることができる。

先日の仙台出張の際、最終の新幹線に乗り遅れてしまった。ホテルを探さなければいけないが、土地勘も無いし観光案内所も閉まっている。そこでスマホだ。「ホテル」「仙台」と話しかけると、自分の周囲のホテルを値段とレビューつきで表示して、GPS で道案内までしてくれた。おかげで、安くて駅から近いホテルを見つけることができた。

No.293 「ちょっとしたこと」が明日をつなぎとめる (2012年2月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
「俺も農業やってんだけどさ~」

JVC代表理事 谷山 博史
2013年10月15日 更新
ひとりごと:谷山博史さんイラスト/かじの 倫子

自宅のある高円寺で、今年から阿波踊りを始めた。私の持ち場は締太鼓だ。中年の素人が20年以上のベテランに交じって練習する。皆地元の人なので話の輪に入るのがなかなか難しい。何々ちゃんがどうのこうのと、他のチーム(連という)の人の噂となるとまったくついていけない。それでも歯を食いしばって毎回練習と飲み会に出ている。

もうひとつの趣味は、PARCが主催する『東京で農業』の研修だ。今年で3年目に入った。毎年30種類近くの野菜を作る。一畝(約1アール)程度の畑を5~6人のチームで耕すのだが、鍬を振るう時は腰にくる。夏のキュウリやトマト、ナスはいつも食べきれずに難渋する。でも土に触れると元気が出てくる。

No.294 新事務所で森の暮らしにふれる (2012年4月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
拝啓 愛しのあなた

経理担当 池田 未樹
2013年10月15日 更新
ひとりごと:池田さんイラスト/かじの倫子

「長い間ほんまありがとう、今日でもう俺ら終りやな」

思い出せば長いものでかれこれ15年以上の付き合いでした。私は新しい恋人と共に歩もうと決意したその日、涙声でそう呟きました。

貴方を初めて抱いた日の朝、しつけ糸の取り忘れがつい昨日のようです。きめの細かい貴方の素肌に酔ってワインをこぼしたことも。通勤中に自転車のチェーンが貴方を傷つけたこともありました。思い出は尽きません。貴方のその肌触り。ダークブルーの生地。高めのゴージライン。華やかな印象を与えるピークド・ラ ペルの襟えり。こんな性格の私を知的に演出してくれましたね。一枚の布から作られた貴方は、まるで私の皮膚のように限りなくフィットしてくれました。

No.297 HIV/ エイズを「死に至る病」でなくすために
南アフリカでの取り組み (2012年8月20日発行)
に掲載】

【スタッフのひとりごと】
ある大雨の日の出来事

震災支援現地統括 山崎 哲
2013年10月 8日 更新
ひとりごと:さとるさんイラスト/かじの 倫子

この8月に結婚をした。同時に7歳の男の子の父親となった。9月のある日、東京で働く妻と息子が私を訪ねて初めて気仙沼へやってきた。大雨の日曜日のほんの数時間ではあったが、今も残る大震災の爪痕の一部を車で見せて回った。

仮設商店街で遅めの昼食をとり、建物の基礎ばかりが残された平坦な市街地跡を抜け、その平野に不自然に座している大型漁船の前を通過し、校庭に建てられた仮設住宅団地を垣間見るなどした。

これらの光景が息子の目にはどう映ったのだろうか。それとなくたずねてはみたが明確な返答はなかった。何か言いたそうではあったが。

No.298 「アラブの春」から改めて中東を考える (2012年10月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
見知らぬ花束

アフガニスタン事業担当 加藤 真希
2013年10月 8日 更新
ひとりごと:加藤さんイラスト/かじの 倫子

先日、外出中に携帯電話が鳴って、出ると宅配の人からだった。「お花が届いているのですがご在宅ですか?」と言われ、一瞬きょとんとした。花なんて、誰かにもらう筋合いがあったかしら? 誕生日でもないのに? 送り主を尋ねると、聞き慣れない会社名の「なんとかグリーン」さんで、住所が神奈川県だった。ますます訳がわからない。とりあえず不在票を置いてもらうことにして電話を切った。花というのを聞き間違えたかも? 誰かと間違えてるんじゃないのかな? ...考えても考えても、全然思い当たる節がない。

帰宅して不在票を確認すると、やはり「なんとかグリーン」さんから「私」宛に「花」のお届けがあることになっていた。再配達までの間も、頭からハテナが拭えない。

No.299 変わるラオスで 変わらないラオスで (2012年12月20日発行) に掲載】

ひとりごと:金子さんイラスト/かじの 倫子

パレスチナに赴任した直後の頃に最大のミステリーのひとつだったのが、「女性はどんな髪型をしているのか?」ということだった。いつもヒジャブと呼ばれるスカーフで髪を覆い、髪型が一切見えないからである。活動の一環でガザの家庭を突撃訪問するようになり、自宅でヒジャブを取った女性たちの姿を初めて見たときは、マジマジ見入ってしまったのを覚えている。

ガザ女性たちは結構な割合で髪を染めている。茶色だったり金髪だったり、いわゆる派手目な色を好んで、既婚者は大概セミロング、若い女性たちはロングで、一本の三つ編みにしていたり、大き目の髪飾りを付けたりする。日本人に比べると、くせ毛や天然パーマ(いい具合にくるくるしている)が多く、目鼻立ちもしっかりしていて、まつ毛も長いせいか、ヒジャブを脱ぐと素晴らしくゴージャスな感じが漂う。

No.302 アジアを包みこむ新しい貿易協定の行方 (2013年6月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
先生の記憶と生徒の思い出

支援者担当 宮西 有紀
2013年10月 8日 更新
ひとりごと:宮西さんイラスト/かじの 倫子

だいぶ前に見たテレビでこんな場面がありました。ある先生の出張授業。最後にひとりの主婦が「先生、私のこと見て何か感じませんか?」と切り出しました。その先生はしばらく黙って、そしてにっこり。「...ずっと感じてましたよ。26年前、○○市立○○中学校3年5組 旧姓○○△△さん。今回、テレビ局に届いた手紙、あなたが書く"と"という文字、2画なのに一筆書きなところがちっとも変わってない。教師にとって生徒は子どもなの。あなたもお子さんがいらっしゃるでしょ。親が子どものこと忘れますか?忘れないでしょ」気がついたら涙がぽろぽろ流れていました。そして、ある先生のことを思い浮かべました。

No.304 国境が引かれ、対立と不信が残された後で (2013年8月20日発行) に掲載】

【ODAウォッチ:プロサバンナ事業】
「食料安全保障」か「食料主権」か

調査研究・政策提言担当 高橋 清貴
2013年9月19日 更新

ODA のプロサバンナ事業に関する連載。3 回目の今回は、6 月のTICAD の際に提出された公開書簡の内容と、「食料安全保障」と「食料主権」というふたつの言葉の違いからこの事業の問題点を考える。(編集部)

国際会議の陰で

アフリカ五十四ヵ国のうち五十一ヵ国が参加した第五回アフリカ開発会議(以下TICAD)は六月三日、『横浜宣言』※注(1)を作成して閉幕した。最貧国が集まるアフリカを底上げするために一九九三年に日本主導で始まったTICADだが、今回は「躍動するアフリカと手を携えて」を基本テーマとし、民間セクター主導による経済成長を重要視し、その恩恵をあまなく行きわたらせることを目指す方向性が強く打ち出されたものとなった。特に、インフラ、製造業、観光業に加え、農業への投資促進が強調し、自給自足の小規模農業から商業的農業経営への移行を目指すとしている。

この大きな会議に、私たちの招きで二度目の来日を果たしたモザンビークの農民たちは、ホスト国の安倍首相にレセプションで会い、民間投資による大規模農業開発に明確に反対する意を伝える公開書簡※注(2)を手渡した。この書簡のなかで、農民たちは次の様に訴えた。

No.304 国境が引かれ、対立と不信が残された後で (2013年8月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
たたかうならスポーツで!

アフガニスタン事業現地統括 小野山 亮
2013年6月28日 更新
素振りに燃える小野山

先日、アフガニスタンでの活動を行なう別のNGOの皆さんと「いっしょに卓球をしよう!」という話になって、体育館の設備を借りたことがありました。実はJVCにはかつて学生時代に鳴らした強豪選手がいて、その圧倒的なパフォーマンスは体育館中の注目を集めたのでした。

さて、なぜ「卓球」なのかというと、そのNGOの皆さんはアフガニスタンに入れない時や経由の際に隣国のパキスタンなどで気晴らしで卓球しているんですよ、というところから盛り上がったのです。紛争地での活動と卓球!? ちょっと結びつかないですが、忙中閑あり(忙しい中にもわずかな暇はあるものだ)でしょうか。

No.301 生き残った私たち3 (2013年4月20日発行) に掲載】

【ODAウォッチ:プロサバンナ事業】
農民に向き合えない農業支援とは

南アフリカ事業担当 渡辺 直子
2013年5月13日 更新

前号から連続してとりあげているODAのプロサバンナ事業。2回目の今回は、「農民主権」という視点からこの事業の問題点を見てみたい。(編集部)

モザンビークから招へい

去る二月二十四日~三月一日、日本・ブラジル・モザンビーク三角協力によるモザンビーク北部地域における大規模農業開発事業「プロサバンナ」に関連して、日本の市民社会の招聘で、UNAC(モザンビーク全国農民組織)の二名と同国の環境団体JA(Justica Ambiental) の一名が来日した。外務省やJICAとの面会や一般向けセミナーを通じて、彼らが語ったことをお伝えする。

現在、モザンビークでは人口の七割が農村部に暮らして自給的農業を営み、国内総生産の三割を生み出している。プロサバンナ事業の対象地域においても、家族的経営農業のもと主食のメイズや豆、葉物野菜や根菜類など様々な作物が収穫されている。「サバンナ地域」というイメージに反して雨も降ることから森林も豊富で、人びとは森林からも木の実や果実、動物などの多くの食料を得ている。

プロサバンナ事業は、こうした地域において千四百万ヘクタールという莫大な土地を開発し、輸出用大豆の栽培を目的とするものだ。当然のように小農の土地は収用され、森林も伐採前号から連続してとりあげているODAのプロサバンナ事業。2回目の今回は、「農民主権」という視点からこの事業の問題点を見てみたい。(編集部)ODAウォッチ:プロサバンナ事業 第2回されるだろう。事業を推進する側の外務省・JICAも、すでに対象地域の住民移転の可能性を認めている。そして現地の農民たちはこの事業に関する適切な情報にアクセスもできず推進プロセスに参加もできないことから、大きな不安を抱えている。

No.301 生き残った私たち3 (2013年4月20日発行) に掲載】

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