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スタッフのひとりごと

南アの雪男はマイペースだった

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2014年2月24日 更新
イラスト/かじの倫子イラスト/かじの倫子

2013年10月初旬、駐在地の南アフリカで第一子を出産しました。

妊娠を知ったのは、ヨハネスブルグへの出張中。とりあえず友人宅近くの産婦人科医へ。そこで紹介されたのは、雪男のようにデカくてひげもじゃの先生。何を聞いても説明は手短で、それ以上は「google it(グーグルで調べて)」という、かなりの放任主義者でした。

出産に際して私が一番不安だったのは、南アフリカの私立病院では75%以上が帝王切開での出産だということ。医者の予定が立てやすい、医療保険からの払いが良いなど、妊婦とは関係ない都合で帝王切開をすすめるそうです。私も雪男先生のすすめに、自然分娩の意思を貫くのに必死。最後は、「ま、痛いのは君だから」とOKサインをくれました。

でも、予定日近くになっても陣痛がはじまらないと、「う~ん、僕は火~木曜日しか病院にいないから、次の火曜日にでも産んでおこうか」と。先生のカレンダーをチラ見して、(その次の週はあなたがバケーションだからでしょ!)とつっこみたいこちらを尻目に、予定日の翌日に誘発剤で出産をすることに。そして、「朝5 時に病院に来てね。そうすれば、どんなに時間かかっても夕方5時までには終わるから」。5時には閉院して帰宅したいわけね...。先生に振り回されながらも、陣痛がはじまってから4時間で無事に出産。

自然分娩できて一番安心したのは、実は夫かも。この国では、なんと帝王切開でも立ち会いが可能。立ち会うとは言ったものの、生の開腹手術はさすがに...と顔面蒼白だったのです。ともあれ、家族全員無事に出産を乗り切ることができました。

No.307 JVCはアジアで今後何をすべきか (2014年2月20日発行) に掲載】

※後日、掲載年月別一覧を用意します。

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