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8月4日から11日まで「くらし発見!タイの農村で学ぶ国際交流プログラム」を実施しました。参加者のひとりで、JVCの広報インターンの末吉あゆみさんから旅の記録をお届けします。
報告者紹介
末吉あゆみ(JVC広報インターン)
【所属】麗澤大学国際経済学部国際経済学科4年
【NGOに関わったきっかけ】「ずっとNGOには興味がありましたがなかなか関わる機会がなかったのですが、ある人の言葉に背中を押され、たまたまmixiでインターンの募集を見つけて今に至ります。」
8月4日(土) : オリエンテーション、バンコク着
ツアー参加者の自己紹介と今回行くコンケンと地場の市場について簡単な説明を受け、その後タイ語の練習を少しして成田へ向かった。バンコクのホテルに着いたのは12時半を回っていたのに部屋のシャワーで苦戦したせいで寝たのは2時半頃だったと思う。機中でも必読書『イサーンの百姓たち』を読んでいたのですが、聞きなれないカタカナの地名はなかなかすいすい読めずイメージも湧きにくかった。スタッフの説明から、なんとなく市場は村の人のやる気が元になって活気があるんだという印象だった。
8月5日(日) : コンケンまで移動、市場についてのオリエンテーション
寝不足のままの朝食は鶏肉のおかゆ。鶏のだしですごく美味しかったが苦手なパクチーを取り除くのに苦心。コンケンに向かう車中みんな思い思いに爆睡していた。外を眺めていると、見慣れない痩せた茶色の牛とかなり大きい耳をつけた白い牛と使われなくなった農地が広がっていた。
市場についてのオリエンテーションで、元JVCタイ現地駐在員の薫子(カオル)さんから話を聞いた。薫子さんは今、東北タイの農民の方と結婚して、ムクダハン県に住んでいる。今の社会の中で農業だけで生活していくことの大変さを聞いて、日本の農家の場合はどうなのかという疑問と共に今の私たちの暮らしが本当に支出する生活だということを実感した。
8月6日(月) : ポンの朝市見学、ノンウェンナンパオ村にホームステイ
朝市で日本にはない色々な野菜やお惣菜を見る。おばちゃん達は私が言葉が分からないにも関わらず色々と話しかけてくる。野菜を買っても食べ方が分からないのでお菓子を買ってみたらおまけにココナッツのお餅みたいなのを付けてくれた。みんな楽しそうに売っていた。顔の見える買い物とは、このことだと感じた。
買う側・売る側お互いに顔が見えるということは安心感があるし相手のことも考えるようになる。そんな交流を大切にしているのがこの朝市なんだと思う。地域ってこういうことか、とも感じた。
村でのホームステイは正直どきどきしていた。トイレにはもちろん紙はなくお風呂も雨水。が、恐る恐るやってみたらなんだか清々しくて気持ちよかった。髪も石鹸で洗った。ここで流れていく水が畑にも染み込んでいくと思うと日本で使っているシャンプーを使う気にはならなかった。使う水が他人事じゃなく「自分のこと」になった瞬間。夕食はガイヤーン(焼き鳥)がすごく美味しくて沢山食べた。みんなビールでいい気分になり歌と踊りが始まった。一芸を持つことの重要性をひしひしと感じつつ、周りを気にせず思い切り楽しむことが普段自分はなかなかできていなかったことに気付いた。
8月7日(火) : 村の生活体験、朝市まとめミーティング
泊めてもらったおばさんの起床に合わせて5時半には起き、朝食の準備。部屋を掃いておかずを作って朝ごはん。台所は外にあって上手に鍋や籠がかけてあってとっても小奇麗。ごはんがあんまり美味しくていつまでも食べ続けてしまった。炊き立てのカオニャオ(もち米)は最高。この日は雨が降って畑に行ったりできなかったので、みんなテラスみたいなところに集まってきてお喋りしたり果物食べたり。村の人は指差しタイ語帳に興味津々で何ページもタイ語の読み練習をさせられる。でも一生懸命おじさんの真似をして読んだら喜んでくれた。お昼までの間、ゆるーりと時間が過ぎて、時間も曜日も日にちも忘れるような不思議な時間で、みんなと一緒にいる安心感をすごく感じた。
ホテルに戻ってのミーティングで薫子さんが、あのゆるりとした時間があるから助け合う余裕が生まれていてそれが村人にとって安心感に繋がっていると教えてくれた。決して生産的ではないが、よく知る人と助け合う関係。お金では得られない安心感。お金を払うほど保障される保険と、人との繋がりの中で生まれる安心感。本当の安心ってなんだろうと考えてしまった。
>>その2へつづく(8月8日〜11日)
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