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イラク人ジャーナリストが語る軍事占領下のイラク 
2005年8月4日 更新
 

JIM-NET(立ち上げ人:前JVCイラク担当 佐藤真紀)のイベントです。

イラクでは1月に国民議会選挙があり、4月には移行政府が発足しました。そして8月15日までに憲法草案策定が予定されています。しかし、こうした政治プロセスの一方で、米軍の無差別殺戮、イラク国家防衛隊による人権侵害、さらには米軍と防衛隊によるイラク人抑圧が続いています。これらは、占領軍の後ろにいるメディアからは伝えられ得ない、イラクの現状ではないでしょうか。

8月7日に以下のような集会を行います。ぜひ、ご参加ください。
大阪で行われる第19回「アジア・太平洋地域の戦争犠牲者に思いを馳せ、心に刻む集会」の招きで、イラク人カメラマンのイサーム・ラシード・アブドゥッラフマーンさんが来日されます。この機会に東京でも集会を行います。

今のイラクの状況について、また去る4月9日にバグダードで行われた米軍駐留反対の30万人のデモのこと、刑務所に捕えられている人々の現状など、直接いろいろとお話を伺いたいと思います。イサームさんご自身が撮影されたビデオ映像の上映も予定しています。

なお末尾に、イギリスの「ジャーナリスト全国組合ロンドン・フリーランス支部」のホームページの記事を、翻訳資料として付けました。

日付 2005年8月7日(日)
時間 13:15開場/13:30開始
会場 富士見区民会館・2F・洋室A
千代田区富士見1-6-7
会場への
アクセス
JR総武線飯田橋駅から徒歩5分
地図はこちら
参加費 1000円
定員 65名
主催 イサーム・ラシードさんのお話を聞く会
賛同団体 アジア平和連合(APA)ジャパン
 新しい反安保行動をつくる実行委員会(第9期)
 国連・憲法問題研究会
 戦争に反対する中野共同行動
 派兵チェック編集委員会
 ピープルズ・プラン研究所
問合せ 電話&Fax:03-5273-8362(APAジャパン)
E-mail:tokada@jca.apc.org (「イサーム・ラシードさんのお話を聞く会」宛と明記して下さい)
詳細 事前申込みは不要です

イサーム・ラシード・アブドゥッラフマーンさん(1973年生)

バグダード出身のフリーランス・カメラマン。イギリスのテレビ局チャンネル4など、多くの報道機関で仕事をしてきた。2004年4月と11月のファッルージャ攻撃や、その後の避難民の状況の取材など、米軍による市民の被害状況を明らかにしつづけている。これまで米軍に3度逮捕され、2004年1月の逮捕では、17日間にわたって拘禁され、拷問・虐待を受けた。


翻訳資料

イギリスのジャーナリスト全国組合ロンドン・フリーランス支部のホームページから
http://media.gn.apc.org/fl/0504isam.html?i=flindex&d=2005_04
  〔翻訳:イサーム・ラシードさんのお話を聞く会〕

イラク人カメラマン、イサーム・ラシードが(イギリスのジャーナリスト全国組合ロンドン・フリーランス支部の、2005年)3月の支部会議を訪れた。彼が刑務所に拘束されている間の私たちの支援への感謝を表明するためだ。
 イサームは、ユーヌス・カサーイルの同僚で、去年の夏、ロンドン・フリーランス支部などの働きかけによってアブー・グライブ刑務所から解放されたのだった。
 イサームが最初に逮捕されたとき、彼は西洋人ジャーナリストと一緒で、数時間で釈放された。2度目の逮捕では17日間拘束された。その後、11月に彼は、バグダードの自宅近くにあるアブー・ハニーファ・モスクで金曜演説の様子を撮影していた。このモスクは、占領軍に対するスンニ派レジスタンスの拠点だ。兵士たちがモスクの扉を閉ざして捜索を行い、そして発砲した。
「彼らが4人殺すの をカメラにおさめました。殺されたうちの1人は僕の親しい友人でした。カメラは、イラク国家防衛隊〔ING〕の1人がこっそりと返してくれましたが、でも米軍が人々に発砲しているところをおさめたテープは米軍に没収されました。」
 イラクでイサームやユーヌスと一緒に仕事をしてきたマイケル・バークによると、イサームは2003年11月に、12歳の少女が逮捕されアブー・グライブに連れて行かれたところを撮影したが、彼がイラク人だからという理由で、それは報道されなかったという。
「僕たちは、アラブ人ジャーナリストへの信頼を高める取り組みをすべきだ。グリーンゾーンから出る西洋人ジャーナリストがほとんどいない状況の中で、彼らこそがニュースを伝えているんだ」
と、マイケルは言う。〔支部会議の〕参加者の1人が、「レジスタンスはどれほど広範に『一般の人びと』から支持を得ているのか」と質問すると、イサームはこう答えた。
「僕たちは、誰が学校に通う子供たちの脇で、グリーンゾーンで、自爆攻撃をするか知る由もない。イラクは混乱状態です。誰が何をしているのかを知ることはできないけれど、占領に反対したい人もいるのです。これらが『レジスタンス』につい ての〔『一般の人びと』の〕2つの顔として存在しているのです。」ジャーナリストとしての彼にとって、最も危険な存在は米軍だ。「僕はイラクの人びとの悪い面を見せることになるとしても、真実を伝えます。けれども、米軍こそが真実が語られないことを最も望んでいる人びとなのです。」
 イサームは、私たちの支部とジャーナリスト全国組合が全国的に行った支援に感謝をのべた。
「外の人びとが僕のためにしてくれていることを思いながら、刑 務所内での最悪のときを耐えていました。」
 彼は、家族と仕事が待つバグダードに戻る。彼の仕事は、近い将来、西洋メディアの信用を得ることになるだろう。

 
 


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