エチオピア便りの最近のブログ記事

CIMG1375.jpg インジェラ関係3連発の最後を飾るのはやはりこれ、「キトフォ」。何かというと、「生ミンチ肉」です。向こうから「ねぇねぇ、私を食べてぇ」と熱い視線が飛んできてひじょーに興味をそそられるのですが、運が良ければめでたくサ○ダムシを御懐妊とのこと。寂しいかな、まだこどもを扶養するほど収入がないため、「ごめん、君と一緒に暮らすことはできない」と泣く泣く食べるのを拒否しています。
 なお、とあるレストランのメニューに「1kg、Half kg、Quarter kg」とあったのでアシスタントに聞いたら「あ、これね、お肉の重さだよ」と。そしてとなりのテーブルにはインジェラの上に生肉の塊がドーン!

 エチオピア便り(4)でもご紹介したとおり、エチオピア人の主食はインジェラですが、レストランのメニューを見ても「インジェラ」というメニューはありません。添付した写真は「バイヤノット」というインジェラの野菜いろいろ乗せです。その他にも「シュロ」(マメのソース)、「ドロワット」(鶏肉煮込み)、「カイオット」(骨付き肉煮込み)など、インジェラがあるのが前提で上に乗っかっているものが料理名となっています。
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 そして、エチオピアにおける驚異の食べ物の一つに「フルフル」(下写真)というのがあります。(以前このブログでK-coさんが報告してくれていますのでそちらも参考に。)これはインジェラの上に小さくちぎって味をつけたインジェラ(肉が入っていたりもする)が乗っているものです。食べ方は普通のインジェラと一緒で、下に敷いてあるインジェラを大きめにちぎって、上に乗っている小さなインジェラをつまんで一緒に食べる。言うならば「インジェラwithインジェラ」、例えるなら「キムチチャーハンのせごはん」という感じでしょうか。『そこまでインジェラが好きなのか君たちは!』と言う感じですが、そこまで好きなのでしょう。もうこれは「好き」を超越した、「愛」とした言いようがありません。
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 エチオピアには首都のアジスアベバでも日本食屋がありません。まあ、需要がないからでしょう。日本食材はあってもべらぼうに高いです。アジスのスーパーで海苔を見つけたのですが、10枚入りが日本円で約1,500円という信じられない価格で売っていたので、今度店員にアメ横の存在をそっと教えてあげようと思っています。
 そしてここバハルダールはエチオピアで第三の都市で、中華料理屋さえないのですが、だがしかし、この町で日本食が食べられます。場所は繁華街にあるBlue Nile Hotelのレストラン。既に帰国してしまいましたが、青年海外協力隊員(職種:観光)がホテルに住み込みで教え込んだ成果です。
CIMG1314.jpg 今回私が挑戦じゃなかった、注文したのは「ティラピアの南蛮漬け」。結構いけました。その他に卵粥や餃子、お好み焼きなど結構種類があるので、順次試していきたいと思っています。皆さんもバハルダールにお越しの際は是非ご堪能ください。日本語のメニューがあるのですが、メインメニューとは別なので言わないと出してこないことが多いので気をつけましょう。なお、協力隊員からの伝言ですが、食べた後に何か改善点があるようであれば、是非従業員に伝えてあげてほしいとのことですので、よろしくお願いいたします。

 全国1億2,000万人のエチオピア便りファンの皆様、お待たせいたしました。本日よりブログを再開いたします。
 今回の渡航にあたっては、成田空港でとった最後の日本食(定食)がおかずが手前、ご飯が左奥、味噌汁が右奥の配置で出てきて「おいおい、なんだよこの配置は。ごはんは左手前・味噌汁は右手前だろーがよ!」といらつくこともありましたが、ドバイ?アジスアベバの飛行機では『ウガンダ在住バングラデシュ人‐日本人技術者(オレ)‐韓国人看護婦』という、2度とない並びを経験したり、とまあなんだかんだ言いながら楽しみながら到着しました。
 これから年末までの間、時に真面目に時に不真面目に現地の様子をお伝えしていきたいと思います。

 現在エチオピアは雨期。雨期になると生き物の息吹が大地にこだまし、渇きの大地は瞬く間に実りの大地へと変貌する。そして俺は体全体で、草木の成長に喜びを感じ、草を食む家畜の姿に安らぎを得、可憐に舞う蝶の群れに美しさを感じ、収穫の喜びを分かちあった。
(左の写真は乾期の様子、右側は現在の様子で、いずれも同じ畑。この畑があるのは対象地域でも最も年間雨量が少ない地域だが、そんな地域でもこれだけの差がある。)
     乾期.jpg   雨期.jpg 
 しかしなんだろう、この感動は。日本にいる際、特に東京にいる際には、季節が変わっても、服を替えたり布団の枚数を変えたりするのみであり、季節の変わり目に喜びを感じる、そして感謝するということを久しくしてこなかったのではないか。ゲリラ豪雨や異常高温などが連日報道されているが、これは自然への感謝・尊敬、時には畏怖を忘れた、都会に住む人に対する自然の怒りの表れではないだろうか。
※すけるの帰国に伴い、エチオピア便りはしばらくお休みいたします。次回は10月頃より再開する予定です。

 先日エチオピア国営放送を見ていたら、東洋人がスピーチしている映像が映った。エチオピア人のドライバーが「あれは韓国人だよ」と教えてくれたので、「何のスピーチしてるんだ?」と聞くと「Military Forceに関してだよ」と思いもよらない答えが。韓国とエチオピアは軍事的につながりがあるとは知りませんでした。ネットで調べてみると、朝鮮戦争時に「国連軍」に派兵したアフリカの国はエチオピアと南ア。南アはアパルトヘイト政策下で白人兵が参加したのみであったので、実質エチオピアがアフリカの国で唯一参戦したと言っていい状況だったとのこと(朝鮮戦争当時、ほとんどのアフリカ諸国はまだ独立していなかった)。韓国にはエチオピア軍の参戦記念碑もあるようです。知らんかった。

CIMG0462.jpg まずいものを紹介したので、今度は今まで食したエチオピアの地元料理の中で、最も「うまい!」と感じたものを紹介しましょう。写真がそれです・・・ってこれではわかりませんね。Kemiseという、首都アジスアベバから北に車ぶっ飛ばして6時間くらいの町の食堂で食べたのですが、アレストという羊か山羊の骨付き肉を煮込んだものです。脂っこいので、毎日食べるとデブ一直線という感じですが、絶品です!

 エチオピアはイタリアの統治下(植民地ではありません)にあったためと考えられますが、パスタ・マカロニという食べ物があります。これがまずい・・・。都市部ではまだましなのですが、ちょっと大都市から離れるとひどい状況となります。なんでまずいかというと、茹で過ぎ。周りがフニャフニャ食感ゼロの何とも悲しい食べ物なのです。地方のレストランに行ってメニューを聞いたときに「パスタかマカロニならできるよ!」と笑顔で言われても、私にとってそれは悪魔の笑いにしか見えません。
 ちなみにエチオピア人ンは「インジェラwithスパゲッティ」というお好み定食・ラーメンライスを超越した食べ方をします。そう、エチオピア人にとってはライスやパスタはオカズ扱いなのです。

CIMG0385.jpg 現場を回っていて「畑に石多いなぁ、こんなの耕すのに邪魔じゃねぇのか?」と思っていたのですが、どうやらわざと石を残しているようで、ちゃんと意味がありました。一つはこれらの石が押さえとなって雨が降った際に畑の土が流れ出るのを防ぐため。二つ目としては、急激に気温が下がった場合でも石の余熱で土地の温度が急激に下がることを防ぐため。三つ目は土地表面を覆うことで水分蒸発量を抑えるため。(らしいです)なるほど。

 6月29日、この日はWorld Cup日本vsパラグアイ戦。時差1時間のため、エチオピアでは17:00kickoff。しかし勤務時間は17:30まで.。くそっ!前半は見られないのか。『安西先生・・・サッカーが見たいです』と思っていたその時、上司より天のお言葉が「すける、今日はもう帰っていいよ」と。おおお、あんたは最高だ、俺はあんたに一生ついて行くぜ!と喜びをかみしめながらホテルに到着。
 試合まであと20分。時間は十分だ。しかし十分じゃないものがある・・・電気だ!これでは早く帰った意味がないではないか。俺はどうすればいい・・・今世紀最速ともいえるスピードで頭を回転させる。『あきらめたらそこで試合終了だよ』、安西先生の言葉が脳裏をよぎる。回転させること約5分・・・ひらめいた!「よし、今から行けばぎりぎり間に合う!」とパブリックビューイングに向かうことを決意。タクシーをぶっ飛ばしパブリックビューイングへ。
 入口で3Birr(25円位)を払い中に入る。電気は?ジェネレーターを回している。よし! パブリックビューイングと言っても、100人位入れる建物に長椅子が並べてあって、スクリーンにプロジェクターでテレビの中継をでっかく映し出しているだけの施設。中に入るとちょうど日本代表が国歌を歌っているところだった。「間に合った」。そしてしばらくすると、なんと天の声をくれた上司もそこに登場!一緒に応援することに。
 試合開始!「オラオラ行けー!」とエチオピア人と一緒に応援。映像はタンザニアからの衛生画像らしく画面右上にTBC(Tanzania Broadcasting Corporation)のロゴが。決して「たかの友梨ビューティークリニック」の略ではないことは、説明するまでもない。
 驚いたことに、会場のほぼ100%が日本を応援している。シュートシーンや、いいディフェンスをすると皆が拍手。パラグアイの選手の場合は何もなし。周りから「もしかしてお前日本から来たのか?日本いいチームだ!一緒に応援しよう!」とかこどもが「ジャパーン!ジャパーン!」と応援している。岡田監督が「エチオピア人のみんな、オラに元気を分けてくれ!」と言ったかどうかはわかりませんが、とにかく日本ひいき。
 結果は・・・御存じの通り。悔しかった。エチオピア人がこんなにも日本を応援してくれたのに残念だ。こいつらと勝つ喜びを分かち合いたかった・・・アシスタントに悔しさがにじむメールを送ると一言こう返事が返ってきた。「すけるよ、それがフットボールというものだ」と。
 翌日、アシスタントに「なんでエチオピア人はみんな日本を応援していたんだ?」と聞くと「だって、パラグアイなんて国知らないもん」と。つまり親日というよりもエチオピアにおける知名度の違いだけ。「じゃあもしガーナと日本が試合したらどっち応援するの?」と聞くと「そりゃもちろんガーナさ」と。そういうことね。その日の夕方、ランニングしていると、いつもは「チャイナ」という声が飛んでくるのだが、その日は「ジャパーン!」という声を多く聞いた。これもワールドカップによるよい影響かな。

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