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給付金のご寄付から考える「市民としてのアクション」

広報担当 仁茂田 芳枝
2020年8月28日 更新

新型コロナウイルス感染拡大防止対応のために生計に大きく影響がでてくる人々に対して、日本政府から一律一人あたり10万円、という「特別定額給付金」が支給されることとなりました。皆さまのお手元には、もう振り込まれましたか?

特別定額給付金事業

「特別定額給付金事業」のサイトです。本事業は、新型コロナウイルス感染拡大防止に留意しつつ、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行うことを目的とした事業です。

給付金からのご寄付からみえる皆さまの思い

給付が決定した4月下旬頃から、ちらほらと「給付金がでたらJVCに寄付しようと思います」というお声をいただき、ありがたいことに「給付金からです」というメッセージ付きでのご寄付や、メッセージはないものの満額すべてをご寄付くださったと思われる10万円ちょうどのご寄付をいただいております。

皆さまの生活のために支給される給付金。JVCスタッフの中でも、いただくご寄付に感動している一方で、「現地の人々も困っているものの、生活のためのお金を国際協力にいただいてしまって大丈夫なんだろうか?」「ご寄付を呼びかけて、ご無理をさせてしまわないだろうか?」という懸念がありました。

それでも、実際に給付金をきっかけにしたご寄付をいただき、

  • 定額給付金の一部です。ぜひ役立てて頂けたら幸いです。
  • 国から来た10万円の一部です、少しでもお役に立てれば・・・。
  • 定額給付金を有効に使って頂きたいと思います。
  • 10万円のささやかなおすそわけです。
  • 日本の特別給付金からです。プラスになれば嬉しいです。

といったあたたかな様々なメッセージが寄せられ、スタッフたちも大きな勇気をいただいています。

皆さまからのご寄付で感じるのは、「困ったときはお互いさま」そして「自分から動く」という熱い想いです。JVC設立のときから団体をつらぬき、私たちが大切にしている「国も人種も超えて同じ人間として助け合おうとする」気持ちを、改めて寄付者の皆さまからも感じています。あたたかいご支援を、本当にありがとうございます。

今回の給付金は、コロナ禍はもちろん、ここ数年毎年続くいている豪雨災害やその他様々な社会の問題について、ご自身の思いを世の中に反映させる機会になるのではないでしょうか。

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寄付は、社会のあり方への意思表示

JVCが活動する世界各国の問題に限らず、日本国内にも災害や格差など、たくさんの課題がある現在。政府の政策や予算に対して「もっとこうしたらいいのになぁ」という点を、きっと皆さんもお持ちかと思います。そして私たちの税金からまかなわれる給付金を、ご自身が「こういう社会であってほしい」と思うところに使うことは、行政・政府とは別の「市民からのオルタナティブなアプローチ」になるはずです。ご自身が支えたいと思っている分野にお金をつかう、その選択自体が意思の表明といえます。

今回の金額は国民一人当たり10万円なので、ざっくり日本の人口1億2千万人強で計算すれば、総額は12兆円程度の額になります。その一部を他の方を支えるために使うとしても、例えば1%だったら1,200億円、もし10%なら1兆2,000万円にもなります。

日本政府の約100兆円の予算からすれば、ほんの一部かもしれません。それでも、その資金は困難な状況にある人々の暮らしを大きく変えることができると思います。NGOやNPO等にとっては、活動していくためのとても大きな資金源になるからです。(ちなみにJVCの年間予算は約2.5億円です。

また、認定NPO法人へのご寄付は、国からの税制控除をうけることができます。
それを利用して国からの還付金を受け取ることで、国の資金の使途に影響を与えるという意味で、さらに政府資金の使途への意思表示とすることもできます。このあたりの詳細はウェブサイト「認定とろう!NET」のこちらの記事もご参照ください。

JVCも認定NPO法人です! JVCへの寄付後の控除についてご不明な点などあれば、お気軽にお問い合わせください。

市民からのアクションを

生活に困っていなくても、積極的に申請してご自身の思う分野を応援される方がこの機会に増えることを、市民による支援活動の一端を担う一団体として願っています。そしてその応援先のひとつに、JVCが支援するアジア・アフリカ・中東の人々を含めていただけたら、とてもありがたいです。

自分は申請していなかった、という方でも自治体によってはまだ間に合うかもしれません。申請期限はこちらからご覧いただけます。アクションとしてご検討いただけましたら幸いです。

世界的に広がる新型コロナウイルスとの共存は、国境を超えて世界全体で取り組まなくてはならない課題です。「誰もが安全な場所で、安心して暮らしてほしい」という皆さまの思いを、これからも皆さまと一緒に世界の人々へ届けていきたいと思います。

JVCでは活動を継続するための大事な募金キャンペーンとして、「夏の募金」のよびかけを現在行っています。キャンペーンの詳細はこちらをご覧ください。

2020年「夏の募金」にご協力ください

この活動への寄付を受け付けています!

月500円からのマンスリー募金で支援する

今、日本全国で約2,000人の方がマンスリー募金でご協力くださっています。月500円からの支援に、ぜひご参加ください。

郵便局から募金する

郵便局に備え付けの振込用紙をご利用ください。

口座番号: 00190-9-27495
加入者名: JVC東京事務所

※振込用紙の通信欄に、支援したい活動名や国名をお書きください(「カンボジアの支援」など)。
※手数料のご負担をお願いしております。

JVCは認定NPO法人です。ご寄付により控除を受けられます(1万円の募金で3,200円が還付されます)。所得税控除に加え、東京・神奈川の方は住民税の控除も。詳しくはこちらをご覧ください。

遺産/遺贈寄付も受け付けています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

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