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絵画でつながる東北アジアの子どもたち〜新型コロナウイルスにも負けない!〜

KOREAこどもキャンペーン2020年度インターン 佐藤 たら
2020年7月31日 更新

こんにちは。2020年度KOREAこどもキャンペーンインターンの佐藤です。
新型コロナウイルスによる第2波が押し寄せていると言われる今日この頃ですが、皆さまお身体お変わりないでしょうか。コロナ前は会えていたともだちにも気軽に会えない日々が続いていますね。そんな中JVCではコロナに負けず活動を続けていこうということで、コリア事業にも変化が出てきました。

今回はその中の一つである、「第19回南北コリアと日本のともだち展(オンライン開催)」の広報も兼ねて、「南北コリアと日本のともだち展」の紹介をしたいと思います。

「南北コリアと日本のともだち展」って?

南北コリアと日本のともだち展

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に大きな被害を及ぼした1995年の大雨洪水被害への緊急支援に取り組んで以来、JVCは他のNGOとともに「KOREAこどもキャンペーン」というネットワークを組み、北朝鮮の子どもたちへの支援を行ってきました。
この過程で、相互理解不足による壁を痛感し、北朝鮮の子どもたちの姿を日本の子どもたちに伝えたいという思いから、子どもの絵画交流による相互理解のプログラム「南北コリアと日本のともだち展(以下、ともだち展)」を開始しました。

「ともだち展」は、東北アジア地域の平和から21世紀の世界平和を願い、2001年から絵画交流イベントとしてスタートしました。そこでは大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、中華人民共和国、そして日本に住む子どもたちが、同じテーマで描いた絵やそれに添えられたメッセージを通して、お互いの生活や文化を知り、「出会い」ます。このようにして直接会うことが困難な子どもたちが、国境を越えて心と心を繋げて来ました。

展示会は、東京・ソウル・平壌のほか日本各地でも行っています(第19回はオンライン開催)。

「第19回ともだち展(オンライン開催)」について

第19回の「ともだち展」のテーマは「わたしがおくりたい金メダル」です。子どもたちが大切に思っているものや感謝を伝えたい人に「金メダル」をおくります。子どもながらの自由な想像力で、様々な「ありがとう」を感じることのできる作品がたくさん集まりました。

第19回「南北コリアと日本のともだち展」

しかし残念ながら新型コロナウイルス感染拡大を懸念し、第19回の展示会はオンライン開催となりました。直接会うことのできていた子どもたちですら会えなくなってしまった今だからこそ、子どもたちが心を通わせ、「心と心の見える関係」になってほしいと強く願います。オンライン開催ということで、いつでもどこでも誰でも気軽に見ることができるという利点を生かし、たくさんの方に見てほしいと思っています。 オンライン展示は期間限定となっており、2020年8月31日までとなりますのでお気をつけください。

【第19回「南北コリアと日本のともだち展」はこちらから!】

絵画展に参加してみよう!

特設ページで絵をクリックすると、メッセージが表示されます。実際に絵をごらんになって心に残った作品がありましたら、子どもたちにメッセージを送ることができます!
ここでは私のお気に入りの絵を例に、メッセージの送り方を紹介します。

お気に入りの絵(バレーボールをする少年)お気に入りの絵(バレーボールをする少年)

私のお気に入りは、このバレーボールの絵です。なぜなら私も彼と同じくらいの歳のころ、バレーボールが好きでともだちと休み時間などにバレーボールをやったことを思い出したからです。バレーボールが上手なともだちに金メダルをあげたい気持ちが、とてもよく伝わってきました。
だから、この絵を描いたピョンヤンのホウンくんにメッセージを送ってみます!

子どもたちへのメッセージは、各国の絵の最後にある下のような「メッセージをおくろう」ボタンから簡単に送ることができます。

メッセージをおくろうメッセージをおくろう

どこの地域の誰に送るのかを入力したら、いよいよメッセージです!

メッセージのおくり方メッセージのおくり方

メッセージを書いたら、自分の名前も忘れずに入力して「送信」!
これらのメッセージは、次回ピョンヤンを訪問する際に、事務局が直接小学校へ持っていきます。本人がその場にいるときは、直接手渡すことも可能です。こうして、絵を描いた子どもたちのもとにメッセージを届けることができます。

気軽に何人にも送ることができるので、皆さんもぜひ送ってみてください!

交流の継続による再会

実は私自身も「ともだち展」の卒業生なのです。絵画の交換だけではなく、相互訪問として韓国のパートナー団体「オリニオッケドンム」が韓国で主催する行事に5年間毎年参加していました。さらに、ピョンヤンのルンラ小学校で行う絵画展や交流会にも小学生のときに一度参加しました。
韓国には、毎年参加することで顔馴染みのともだちができたり、自分自身、韓国語が少しずつ話せるようになってきました。そうすると年々、早くともだちに会って話したいという思いが増し、韓国でできたともだちの話を日本のともだちに話すようになりました。
すると、日本のともだちも数名がこの活動に興味をもってくれて、一緒に参加したこともありました。自分を介して違う国のともだちが繋がり仲良くなってくれることに対して、子どもながらに感動したのを今でも覚えています。

ピョンヤンでの交流会では、自分が一度も行ったことがない国へ行くことに好奇心と少しの不安を抱えていました。しかし一度行ってみると初めて韓国に行った時と同じようにともだちができ、共同制作の絵画を描きながら打ち解けていました。
一番印象的だったのは歌を披露しあったことです。私は日本語で童謡の「ふるさと」を歌いました。当時は緊張もあり、あまり上手に歌えませんでした。しかし大きな拍手を受け取り、席に戻ると隣に座っていたともだちが私に微笑みかけてくれて、とても安心しました。
今思えば韓国のともだちとピョンヤンのともだちは、この子と私のような子どもの間でよく見られる微笑ましい瞬間ですら叶わない・・・とても考えさせられました。

毎年、同時期に朝鮮学校の子どもたちもピョンヤンを訪れており、朝鮮語を話せる彼らの協力があるからこそ、ピョンヤンで絵画交流が実現しています。彼らは、まさに日朝の架け橋として活躍しています。
私が高校生のとき、授業のフィールドワークで朝鮮学校を訪れた際に、なんと、当時一緒にピョンヤンを訪問した朝鮮学校のともだちに再会しました。さらには北朝鮮の学生と交流する大学生交流プログラムの自主勉強会で朝鮮大学校を訪れた際にも、ともだちと再会することができました。

私が参加した韓国での交流会の時に感じた、自分のともだちにまた会えることの嬉しさをこの再会で再び味わうことになりました。私は正直、最初に参加した韓国の交流会への参加は自分から行きたいと言ったわけではありませんでした。
当時韓流ドラマにハマっていたのもあり、母の提案で行ってみたいと思って参加したことがきっかけでした。その後は、単純に子ども同士が遊ぶ時のような感覚が楽しみで交流会に参加し続け、自分なりに感じたことを反すうしたり、それをさらに深めるごとく、自分自身で交流について考えたりもしてきました。

時々、自分だけがこのような活動を続けていて、他のともだちはもしかしたら私のことをもう忘れているかもしれない、などと感じる時もありました。 しかし、このように再会を果たしたことで、自分の中でこの活動を継続することの意味を確信することができました。
これは私の中で大きなモチベーションにつながり、さらにともだちの国と自分の国について学びたいと改めて思いました。そして今もそのともだちと連絡を取り続け、それぞれと「一人の大切なともだち」として仲良くしています。私はこの関係が今後も続き、これからの東北アジアの平和につながるであろうと信じています。

これは絵画展や交流会において、双方がお互いについて自発的に学ぶ・交流することを継続して行なってきたことで最近現れてきた現象です。私だけでなく他でもこの「再会」という現象が出始めています。
「再会」を重ねること、そして信頼関係が築かれることが、次世代の平和な東北アジアに近づく一歩になると信じています。

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