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自然の音は、心の音。写真家 竹沢うるまさんが語り尽くすクック諸島の魅力

〜国際協力カレンダー・トークイベントを開催しました〜
広報/ファンドレイジンググループマネージャー 並木 麻衣
2019年12月 4日 更新

こんにちは! 広報担当の並木です。
2019年も、残すところあと1ヶ月。みなさま、カレンダーはもう準備されましたか?JVCでは毎年、世界の人々への支援につながる国際協力カレンダーを発行しています。2020年のカレンダー写真は、竹沢うるまさんの撮った南洋の島・クック諸島です。

日本では誰よりもクック諸島に詳しいのではと思われるほど、現地を歩きまわり溶け込んで暮らしている竹沢さん。今年のカレンダーをご紹介するイベントで、現地の魅力をたくさん語ってくださいました。

会場は満員御礼でした!会場は満員御礼でした!

今回のカレンダーのタイトルは「トゥム・テ・バロバロ 〜幸せの音が響く島〜」。トゥム・テ・バロバロとは、15あるクック諸島の中心の島「ラロトンガ島」の古い名前。波の音が響く場所、という意味なのだそうです。

波の音が聴こえるということは、自然の音を聴く心の余裕を持っているということ。「自然の音を聴いていると、自分の心が聴こえるんです」と、21歳から海で水中写真を撮り続けてきた竹沢さんは言います。海や自然、そしてそれらと共存する人々の写真を傍らに置いて、2020年1年間、皆さんにぜひ自分の心の音を聞いてもらいたい...という竹沢さんの願いが、カレンダーに詰まっています。

写真を一つ一つ解説してくださった、写真家の竹沢うるまさん。写真を一つ一つ解説してくださった、写真家の竹沢うるまさん。

さて、南洋に浮かぶ小さなクック諸島は、一体どんなところなのでしょうか。
竹沢さん曰く、「いわゆる何もないところ。よく訊かれるけれど、インスタ映えポイントもない」。でも、それがすごくいいのだそうです。いわゆる「観光地」をリストアップして回っても、「見た気になっても表面しか切り取れない。誰かのフィルターを追体験するだけになってしまうし、それじゃ旅というよりスタンプラリーみたいでしょう?」と竹沢さん。一番大きな島でも一周35kmしかない、小さくも自然が豊かな環境で、人々がきちんと生きている...その中に身を置いて感じられる価値観や、自分自身の内面の変化が、クック諸島の大きな魅力の一つであるようです。

島は緑にあふれ、「動物がウロウロしているのんびりしたところ」なのだそう。カレンダーにも、自然の写真がたくさん盛り込まれています。

6月の写真は、木々の間で揺れるカラフルな洗濯物。気持ち良さそうです!6月の写真は、木々の間で揺れるカラフルな洗濯物。気持ち良さそうです!
8月は海と星空の写真。この星々を頼りに、人々はこの島へ渡って来たといわれています。8月は海と星空の写真。この星々を頼りに、人々はこの島へ渡って来たといわれています。
1月の写真。花にあふれた暮らしで、特に12〜3月は満開で美しいとのこと。1月の写真。花にあふれた暮らしで、特に12〜3月は満開で美しいとのこと。

竹沢さんのトークで盛り上がったのは、竹沢さんが現地で暮らす中で起こる様々な心温まる(?)事件のお話。

  • 拾って育てたヒヨコの「ピータ」(メス)が失踪した事件
    (「隣人に食べられたの?!」とハラハラしながら聞く私たち...。結局無事に現れたそうです、ホッ。)
  • 自宅に植えたパッションフルーツの蔓にいきなりヤギが絡まって大混乱
  • 4段階にも分けられるココナッツの熟れ具合それぞれの美味しさ
  • 手巻き寿司に入る照り焼きチキンが現地で大人気!
  • よれよれジャージのおじさんが、実は偉い酋長だった!

というお話など、会場は笑いが絶えませんでした。クック諸島の文化や風土、人々へ向けられる竹沢さんの温かなまなざし、人々の体温が感じられるような交流の様子を、たくさん知ることができました。

クック諸島のことを語る竹沢さん。話が止まりません。クック諸島のことを語る竹沢さん。話が止まりません。

竹沢さんが語るクック諸島の人々の様子からは、自然の中でのんびり暮らしているだけではなく、「自分たちのことは自分たちで決める」というしなやかな姿勢も感じ取れます。クック諸島の人口は2万人くらい。英語を公用語とする人々は世界中のニュースを受け取っており、また島外に暮らすクック諸島出身者が多いこともあって、グローバルな感覚をもっています。

一方で、人口が少なく、ニュージーランドから飛行機で数時間、物資の定期便は2週間に1回という頻度のクック諸島は、「この島の人々にこれを買わせよう、という消費の対象にならない」と竹沢さんは言います。今日注文した通販の荷物が明日届くことはないけれど、資本主義経済とは絶妙に距離を置き、必要なものだけを取り入れることで、情報にさらされ判断させられるのではなく「自分で判断する暮らし」を送る人々。カレンダーの11月の写真は、スマートフォンやタブレットで歌詞を見ながら賛美歌を歌う教会でのワンシーンが写っています。

現代的なものも取り入れているクック諸島の人々が写った、11月のカレンダー。現代的なものも取り入れているクック諸島の人々が写った、11月のカレンダー。

たくさんの写真と話題で最後のほうは時間が足りず、「時間の流れがおかしかったのでは」と竹沢さんがいぶかしむほど、あっという間に80分が経過。終了後は、そのままサイン会となりました。

一人ひとりとお話ししながらのサイン会。長蛇の列ができました。一人ひとりとお話ししながらのサイン会。長蛇の列ができました。

スタッフももっとじっくりお話が伺いたかったくらい、魅力的なクック諸島のエピソードの数々。カレンダーにも少しだけ、写真のキャプションをつけてお伝えしています。ぜひ皆さんのお手元に置いて、自然の音に耳を傾けていただければ嬉しいです。忙しい日々の中でも、皆さんがご自身の気持ちを大切にして、2020年を過ごされますように。

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