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スタッフインタビュー2018 第2回: スーダン現地調整員 山本恭之

2018年度広報インターン 藤井 里彩 2018年度HP分析インターン 那須 宝子
2018年12月25日 更新
明るさ全開の山本さん。終始笑いの絶えないインタビューでした。明るさ全開の山本さん。終始笑いの絶えないインタビューでした。

皆さんこんにちは!2018年広報インターンの藤井です。今回はスタッフインタビューの第2回目ということで今回はスーダン事務所の現地駐在員の山本恭之さんにインタビューしました。山本さんは2018年4月に入職し10月からスーダンに赴任をしていますが、インタビューは赴任前の東京事務所での勤務期間にお伺いしています。
山本さんはこってこての関西人で、まわりに笑いを巻き起こすムードメーカーです。いつも明るい山本さんですが、今回は内に秘めた熱い想いも伺うことができました。山本さんの全てを余すことなくここに記していきたいと思います!

国際協力に興味を持ったきっかけはなんですか?

あれは...19歳の春ごろでした...(遠い目)。大学2年生のときに、Merryという学生団体に入って、フィリピンの「スモーキーマウンテン」という地域でのスタディツアーに参加しました。そこで、ぼろぼろの服を着て裸足でごみを拾っている女の子に出会ったんです。何で学校に行かずこんなところに裸足でいるのだろうかと疑問に思い、通訳の方を通して聞いてみると、その少女は「今日ごみを取らないと私死んじゃう。」と答えました。当時学校の先生になろうと思っていたのですが、学校の先生になるよりも大事なことあるやん、と気づき、学校に行くまでの支援の方が重要なんじゃないかと思ったのが国際協力の道を志したきっかけです。このスタディツアーの後、「ノンフォーマル教育」という学校教育以外の教育を通して何かできることがないかなと探し始めました。

スモーキーマウンテンの近くに住む子どもたちと言葉を交わす山本さんスモーキーマウンテンの近くに住む子どもたちと言葉を交わす山本さん

ちなみに先生になりたいと思ったのはいつからですか?

高校2年生くらいの頃です。最初は子どもが好きだから小児科医になりたいなと思っていましたが、あかん、俺血怖いし無理やわ、って (笑)小学校の頃に憧れていた先生が「人の不幸の上に自分の幸せを作るな」と話していて、その生き方に憧れました。それが教員を目指したきっかけですね。そのため大学は教育学部に進学し、小学校と中高の数学の免許を取りました。

勉強面以外ではどんな大学時代を送っていたんですか?

あれは...大学1年の春でした...今でも忘れない4月のこと...(遠い目Part2)。YMCAというボランティア団体があって、ここで野外リーダーやスポーツリーダーというボーイスカウトのようなことをやっていました。そこでは子どもたちをキャンプに連れて行ったり、サッカーを教えたりしていました。その後、大学2年生のときにMerryに入り、3年生のときには代表も務めました。性格は今と変わらずとにかく陽気(笑)本当に忙しくて、学校にあまり行けずいつも友達に助けられてテストを乗り切っていたから「レアキャラ」と呼ばれていました。実家暮らしにも関わらず家にもあまり帰らなかったため、家に帰ると久しぶりに家族全員揃ったから、ということで乾杯したりもしました。それくらい大学時代はずっと外にいて、たくさんの人たちとの出会いや経験を大切にしていました。

山本さんは青年海外協力隊としても活動していたと伺いました。その時の経験を教えてください。

大学卒業後は新卒でNGOに入りたかったけど、武器になるような強みがないなと思いました。そこで、今まで学んできたノンフォーマル教育を生かして経験を積める場所はどこだろうと考えたときに、思いついたのが青年海外協力隊でした。
青年海外協力隊ではパナマに派遣され、国立図書館での読書推進活動をメインに行いました。また、パナマには都心からちょっと離れたところに本を見たこともない子どもたちが住んでいる地域があったので、その子たちのために移動図書館も行いました。このような地域での活動を通して、地方は教育が行き届いていないな、ということを痛感したので、JICAの人に「自分は地方に行きたいんだ」と拙いスペイン語で主張しました。そして、1年後に違う地方の都市に移り、本の読み聞かせや識字教育などを行うことが出来ました。また、クナ族という先住民族がいる地域でも図書館がなかったので、図書館を作り運営する手伝いなんかもしていました。

村の中央市場で読書推進活動を行う様子@パナマ村の中央市場で読書推進活動を行う様子@パナマ
読み聞かせを行う山本さん(セリフに感情を込めているのか、表情が険しすぎるような...?)読み聞かせを行う山本さん(セリフに感情を込めているのか、表情が険しすぎるような...?)

JVCに入った理由を教えてください。

実はパナマから戻ってきた後、青年海外協力隊の制度を用いてフィリピンのNGOで半年間働いていました。フィリピンではずっと学んでいたノンフォーマル教育を行いました。半年間の活動が終わった後何をしようかと考えたとき、自分は外務省やNGOなど様々なアクターを繋ぐことが出来るような人になりたいと思いました。そのためにもっと現場で経験を積みたいと思い、現場主義のNGOに入りたいと思うようになりました。こんな経緯から様々なNGOを見ていたのですが、その中でやたら破天荒な団体だなと思ったのがJVCでした(笑)元々名前だけは知っていたのですが、JVCの活動を見たときに、各々が意志を強く持って心から世界平和を願い、問題の根本を解決したいという気持ちを強く感じ取れたんですよね。 ちょうど1つポストが空いていたので応募はしましたが、正直受かるとは思っていませんでした。でもここで働く人たちと話がしてみたいという思いから応募してみたら、なんとか二次面接まで進むことができて。「やった、この人たちとまた話ができる!」と思って、面接日までに面接官の人たちのことを徹底的に調べましたね。面接当日に様々な質問をぶつけるとすごい真摯に答えてくれて、その姿を見て、この人たちとともに活動したいという思いが増していきました。

ちなみに活動国にこだわりはありましたか?

今もそうですが、とくに活動地にこだわりはありませんでした。僕は「苦しんでいる子どもたちがいれば」どこでも良いと思っています。苦しむ原因は違くとも、「苦しんでいる」という事実に変わりはないので。

事前にJVCについてたくさん調べたとのことですが、事務所の印象は入る前と今とで変わりましたか?

変わりましたね。最初はもっととげとげしい感じかと思っていました(笑)でも実際に働いてみると、みんなが互いを尊重し合っているなと感じます。例えば僕のような新人が会議中などに手を挙げて質問しても、しっかり聞いて丁寧に答えてくれることとか。だから余計にこれから現地駐在するのがさみしいです。

駐在先ではどんな思いを大事にして働きたいですか?

ただただ平和になってほしいなと思いますね。紛争の傷跡が未だに残っているけれども、その「傷つく前の姿」に戻ってほしいです。特に子どもたちに関しては傷つく前の姿を知らない人たちも多くいるので、水や食料があるのが当たり前の世界を築き上げたいと思います。これは大人子ども関係なくですが、選択肢がない状況ってかなりしんどいと思います。自分がどう生きるかを自分で選択できる世界になってほしいなと思うし、それを築くことに自分が活動する意味があるのかなと思います。

座右の銘を教えてください。

これはさっき話した選択肢の内容にも繋がりますが、座右の銘は「Now or Never」です。今やらないでいつやるのかという意味です。その時にやりたいことと、それをやることができる環境が整うことってかなり稀だと思います。様々なところに行って様々な人に会えても、次にこの人に全力を尽くすことが出来るのはいつだろうと思うんです。だから、できることは機会を待たずすぐに行動すべきだ、と考えています。

最後に国際協力を目指す後輩にメッセージをお願いします!

「自分の好きなことを見つけて、それに嘘をつかず立ち向かえ。」
好きなことを見つける時は、自分に様々な質問をするのが良いと思います。自分のことに限らず何かに疑問を持つ癖がつくと、自然と自分に対しても疑問を持ち考えるようになると思います。もちろん自分のことを知ることが重要なので、嫌いなことを見つけることも大切だと思います。嫌いなことを否定すると、自分の好きなことも否定することになってしまうと思うので。だから嫌いな人がいてもいいし、その人と喧嘩をしてもいいと思います。ただ「人の不幸の上に自分の幸福を作らないで欲しい」。この点だけは絶対に守ってほしいです。

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