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【東京事務所の日々】
もうすぐ卒業!インターンの日々で学んだこと

2017年度広報・ファンドレイジングインターン 小貫真由
2018年2月22日 更新

こんにちは。2017年度広報・ファンドレイジングインターンの小貫です。今年も早2月後半。インターン期間は4月から翌年3月まで。ですので、私は来月で広報・ファンドレイジングインターンを卒業することになります。

私たち2017年度インターンの卒業が間近に迫る現在、JVCでは2018年度のインターンを募集しています。

振り返ってみるとJVCで過ごした約1年間、JVCのインターンとして一般的な大学生では経験できないことに携わり、その度に考えさせられること・学びになったことがたくさんありました。今回は、私がインターンでどんなことを得られたか、どんなことをしたのか、広報・ファンドレイジングインターンとして活動した日々を少しだけ紹介します。このブログを読んでいる、国際協力に関心がある、学びたいと思っている皆さんには、2018年度インターン募集をチャンスだと思い、国際協力に一歩踏み出すきっかけとしてぜひ応募していただきたいと思います。

【イベント&講演】
「国際有機農業映画祭2017」に参加しました!

2017年度広報・ファンドレイジングインターン 小貫真由
2018年2月20日 更新

12月3日(日)、国際有機農業映画祭に参加してきました!

私は5月に開催した「世界と私たちの種のはなし」に参加して以来、遺伝子組換えや有機野菜など農業に関心を持つようになりました。私自身、元々食べることが好きで、家では料理もよくします。食に関心はあっても、食べ物をつくる農業については知らないことがたくさんあると感じていました。一消費者として、どのように「食」と関わっていこうかな、と思っていた中今回の映画祭のことを知り、参加しました。初めて参加したのですが、考えさせられることがたくさんありました。

国際有機農業映画祭は、2007年から毎年一回開催されている映画祭です。有機農業や食の安全といった問題のみにとどらまず、自然と人との関係のあり方やそれを支える価値観、社会の作り方といったところまで視野を広げ、"思想としての有機農業"を考える構成を目指しているそうです。
今年のテーマは『いのちを引きつぐ』。テーマに合わせて6つの映画が上映されました。また映画以外にも、「野良語り 種って、おもしろい!」という座談会や販売ブースなど、有機農業に関して楽しく学べる取り組みもありました。

最も印象に残った映画は「未来の収穫」です。この映画は、農薬を使わずに世界人口を養えるのか?という問いの答えを得るため、南米やアフリカなど世界各国の農家や学者たちにインタビューをしているドキュメンタリーです。その中で日本の農家の方も登場していました。彼が登場したことで、どんな手法で食料を生産、確保していくのかという農業食料システムの問題は日本以外の国だけの問題ではないこと、日本を含めた世界の問題であることに気付かされました。

上映された作品のひとつ「我々の土地は今」では、南アフリカ事業担当/地域開発グループマネージャーの渡辺さんが解説者として登壇しました。

来場した皆さんも渡辺さんの話を集中して聞いてくださっていました来場した皆さんも渡辺さんの話を集中して聞いてくださっていました

渡辺さんは、「『我々の土地は今」は2015年の作品で、映画は希望の見える終わり方をしていたが、その後、彼らの状況は悪化している。日本の有名企業も土地収奪の問題に関わっている。」と話していました。土地収奪に日本企業が関わっていることを知り、他人事には思えませんでした。遠いアフリカの問題ではなく、自分たちも関わっていること、私自身の選択も影響を与えるんだということを意識して暮らしていきたいと思いました。

映画祭では、「有機のブース」という販売ブースも出店されていました。映画の間の休憩時間には、ブースコーナーはたくさんの人でにぎわっていました。ブースでは、有機野菜や加工品、農業にかんする本など、スーパーやお店で普段見ることのない商品がたくさん販売されていました。
その中で私が購入したのがこちら!浦部農園さんの有機古代米です!

手前は右から古代赤米、緑米。奥は右から雑穀ブレンド、彩穀、古代黒米。手前は右から古代赤米、緑米。奥は右から雑穀ブレンド、彩穀、古代黒米。

私の家族は、お米をよく食べる家です。古代米はミネラルが豊富だそうで、しかも浦部農園さんの古代米は特に農薬・化学肥料一切不使用で安心とのこと、食べ方も普通のお米に大さじ一杯入れて炊くだけ、という気軽さにひかれて、つい5パックも購入してしまいました。近々、初めての古代米にチャレンジしてみたいと思います。

私は今まで農業に関わったことはありません。しかし自分自身の健康について考えた時に、食の安全に直結する農業のあり方についても考えなければならないと感じました。また、食料が生産されていく背景には土地収奪のような問題がある、ということも忘れてはならないし、どのように生産された食べ物を選ぶのか、これから意識していこうと思います。

農業にはあまり普段なじみがなくても、映画や人を通して、楽しみながら農業について様々なことを知り、「食」について見直すことができました。。私たちの「食」に密接に関係する農業。皆さんもぜひ、来年の国際有機農業映画祭に足を運んでみてください!

【東京事務所の日々】
南北コリアと日本のともだち展・埼玉展に行ってきました。

2017年度広報・ファンドレイジングインターン 小貫真由
2018年2月15日 更新

12月23日に、埼玉県の浦和で開催されていた南北コリアと日本のともだち展に行ってきました。

南北コリアと日本のともだち展は、2001年にスタートした東北アジア地域の平和を願う絵画展です。日本、韓国、北朝鮮の子どもたちが自分たちの日常を書いた絵とメッセージを交換する交流を行っており、その絵とメッセージを展示します。

今回は、「わたしの楽しい時間」をテーマに思い思いの絵を描いてくれています。遊園地でジェットコースターに乗っている絵、学校で友達とスポーツをしている絵、まだ赤ちゃんである弟や妹と遊んでいる絵など...、様々な絵があります。

私がこの絵画展に行ってもっともびっくりしたことは、住んでいる国が違っても、描かれている絵から見えてくる子どもたちの姿は同じだったことです。子どもたちの絵やメッセージを見ていくのはとてもそれぞれの国々の子供たちの楽しいと思うことが一緒なのであれば、きっと私たちは政治問題を乗り越え、友好関係を築けるのではないかと思いました。

私には、韓国人と中国人の友達がいます。
彼女たちと接しているときも、やはり国同士の問題など私たちの気持ちには関係ないのだと思います。以前、「〇〇ちゃんの国と、日本は政治的な関係があまりよくないんだけど、どう思う?」と聞いたところ、彼女は「そんなこと、人と人との付き合いには関係ないよ。」と答えてくれました。同じ気持ちであったことを嬉しく思うと同時に、国同士ももっと仲良くなればいいのにな、と思いました。

平和について考えることが出来る南北コリアと日本のともだち展は明日から、東京展(2018年2月16日(金)~18日(日)@アーツ千代田3331)、そして3月に大阪展(2018月3月23日(金)~25日(日)@大阪国際交流センター)が開催される予定です。

普段ニュースで目にする内容では見えてこない、この展覧会でしか感じられないことがたくさんあると思います。お互いについてあまり取り上げられることがない一面を知ることができる貴重な機会に是非、会場へ足を運んでみて下さい!

私のおうちは文化センター メキシコ滞在記【1】編のつづきです。

半年間メキシコで研修を受ける機会を得た私の活動計画では、女性グループや先住民グループなど、各地の市民社会組織で活動している人たちに向けた合宿型のワークショップに参加することを主要目的の一つとしていました。このワークショップの大きなテーマは三つ。市民社会組織(CSO)の強化、アグロエコロジー(有機農業)、そしてコミュニケーション。期間はなんと5ヶ月に亘ります。もちろん毎日というわけではなく、1週間の合宿を毎月実施するプログラムで、6月に始まり10月が最終月、これはトウモロコシの種を撒いてから収穫する時期にも重なっています。

その三つのテーマ全てに関係してくるワークショップの重要な要素として、「ミスティカ」というものがありました。このスペイン語を直訳すると、「儀式」となるのですが、どうもニュアンスが違うような気もするので、ここではそのまま使います。

東西南北の方角には水、風、火、土が表象されているらしい。諸説あり。東西南北の方角には水、風、火、土が表象されているらしい。諸説あり。

ワークショップの初日、最初のプログラムがこのミスティカでした。私にとっては初めての経験です。何かというと、『今日一日この場所を使わせていただきます』と大地・自然に対する敬意を払う行為で、メキシコの先住民の伝統でもあります。(グアテマラでも見かけました。)形式は様々あると思いますが、私たちは基本のエレメントとして、火、風、水、土を象徴するアイテムを並べ、一人ひとりが何かお供えしたいものを持ち寄っていました。花や葉っぱだったり、自分にとって大事なものや食べ物を置く人も。何に思いを込めるかは自由です。

炭と松ヤニで火を起こす。独特のアロマが立ち上る。炭と松ヤニで火を起こす。独特のアロマが立ち上る。

ミスティカは、自然への深い敬意を表す行為であると同時にコミュニティ形成の場でもあります。ワークショップに参加してくる人のバックグラウンドは本当に様々で、あらゆる地域から、活動分野が違う仲間が集い、得意分野もばらばら。年齢層も広い。そのような多様な集まりが輪になり、誰かのリードで自然に対して感謝の意を述べ、このワークショップを通じて多様性を尊重するコミュニティを築きます、という誓いのような言葉をかけます。誰かが何かを共有したければその場にもなります。詩を詠んだり、歌ったり、思い出を紹介したり、悩みを打ち明けたり、なんでも。怒りも、涙も、喜びも、ここでたくさん共有されました。9月にメキシコが大地震に見舞われたときも特別にミスティカを行い、火を見つめながら皆で犠牲者への冥福を祈り、支援方法を考え、私達の生活(自然との向き合い方)を振り返りました。

誰かが誰かの上に立つのではない。常に輪になって並ぶ誰かが誰かの上に立つのではない。常に輪になって並ぶ

ミスティカは毎朝、日が昇る前に始め、ちょうど太陽が顔を出す頃に終えて、スピリチュアルに気持ちをリフレッシュしたその足で畑に出て大地を耕す、という日々でした。

私は正直、初めの頃は毎朝1時間もかけてこの儀式を行うことにどれだけの意味があるのか半信半疑というか、とってつけた感のようなものを持っていたのですが、だんだんと、このスピリチュアルな時間の意義を感じるようになってきました。ワークショップではとにかく動き、議論し、成果物を作り出す作業が盛り沢山です。よくよく考えてみると、そこでフル回転するのは頭と体。でも、ミスティカでは、心を使います。自然と自分、そして自分と人との繋がりを想像して感じる場所です。静かな夜明け前、皆でちらつく炎と立ち上る煙を見つめていると、先住民族の人たちがかつてより大切にしてきた大地との向き合い方が視えるような気がしてくるのでした。

夜明け前から火を起こす。夜明け前から火を起こす。

「儀式」「スピリチュアル」と言うと、少しいかがわしい印象を抱く人もいるかもしれません。けれど実際はそこまで特別なことではなく、全員で準備・片付けをし、身近な植物などをお供えする、日常生活の一部として馴染んだものでした。犬がお供え物を食べてしまった事件も何度か発生したり、寝坊して参加しない人が出てきたり、とても世俗的でもありました(笑)。どんな形式であっても、自然に思いを馳せたり、人間の繋がりを感じてみたりという"心"を使う余裕を、もっと持ちたいなと感じます。

マヤ文明で重要なシンボルであるマヤ文明で重要なシンボルである"豹"の人形がお供え物として置かれていたときも
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