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2013年12月26日 【 東京事務所の日々

「来年のカレンダーはお決まりですか?」
フォトジャーナリスト・安田菜津紀さんのトークイベントが開催されました

2013年度広報・会員インターン 大村 真理子
2013年12月26日 更新
スライドをまじえてお話される安田菜津紀さん(右)スライドをまじえてお話される安田菜津紀さん(右)

12/6に、2014年のJVC国際協力カレンダー「心のお陽さま」に写真を提供してくださったフォトジャーナリストの安田菜津紀さんを招き、カレンダーに選んだ世界各地の写真のエピソードを語っていただきました。

今回、安田さんが話してくださったのはカンボジア、ウガンダ、ヨルダン、日本(東北)の4カ国でのエピソード。安田さんは16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材したことから、フォトジャーナリストとしてのキャリアがスタートします。カレンダーでも表紙、2月、4月、7月、8月と1番登場回数の多い国がカンボジア。安田さんの大の仲良しの少年、トーイ君のエピソードを話してくれました。トーイ君はプノンペンから1時間ほど離れた、HIV感染者を抱える家族の住む村に住んでいる少年です。

カレンダーの8月の写真にも登場しているトーイ君カレンダーの8月の写真にも登場しているトーイ君

自分の意思で移り住んできたのではなく、2007年、政府によってこの一角に集められた32家族が暮らしています。安田さんがはじめてこの村に入った時に、人なつっこく駆け寄ってきたのがトーイ君だったといいます。安田さんが参加者に問います。「トーイはいくつに見えますか?」参加者の答えはみな「大体7~8歳」、実際のトーイ君の年齢は12歳でした。彼はそれほど、日本の標準では考えられないくらい細くて小さな身体で生活しているのです。HIVは普段の生活をともにするだけでは感染することはありませんが、差別・偏見は根強く、「近寄るとうつる」「あの家の子供はHIVだから」と遠ざけられることも珍しくないそうです。安田さんはこのような偏見の中生活するトーイ君と接し、HIVは肉体的な負担はもちろん、精神的な負担の大きい病であることを知ったといいます。小さな身体で精一杯自分の運命と戦う、トーイ君をはじめとする村の人々を孤立させないこと。HIVを知り、自然体で接すること。村の外から人が入り、伝えることに意味があると安田さんは力強く語ってくださいました。その他ウガンダ、ヨルダン、東北での写真と、それにまつわる安田さんの想いを聞き、涙ぐむ参加者の姿も見られました。

未来に残すためにこれからも写真を撮り続ける安田さん未来に残すためにこれからも写真を撮り続ける安田さん

最後に安田さんは、「自分がカメラを続ける理由」について話をしてくれました。安田さんは東日本大震災の際、写真を撮ることができない時期があったそうです。そんな安田さんに地元の方が言った1つの言葉。「写真があれば当時の状況を明確に後世に残すことができる」。その言葉を聞いて安田さんは、「自分の写真で、未来に何か残せるのではないか」と強く思ったと言います。「フォトジャーナリストは未来へ手紙をつづる仕事。自分の写真でこれからも事実を伝え、未来へ繋いで行きたい。」との印象的な言葉で、イベントを締めくくって下さいました。

安田さんの写真にまつわるエピソードや想いを聞き、改めて写真を見る目が変わった人も多かったのではないでしょうか。安田さんが世界各地で撮影した写真を使った国際協力カレンダーは、現在JVCで発売中です。収益金はJVCの活動に役立てられます。安田さんの撮影した写真を使ったカレンダーで「身近にできる国際協力」、気になった方は是非こちらのページをご覧下さい。

安田菜津紀プロフィール

1987年神奈川県生まれ。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。2012年、「HIVと共に生まれる -ウガンダのエイズ孤児たち-」で第8回名取洋之助写真賞受賞。上智大学卒。

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