2013年8月の記事一覧
アフガニスタン事業では、去る7月14日、真夏の午後にチャリティサロンコンサートを実施しました。会場場所となったのは、主催者であり毎年JVCをご支援くださっている、マエストローラ音楽院です。
アフガニスタンはシルクロードの時代から交易の要所として栄え、"文明の十字路"と表され近隣諸国の間でも類まれなる豊穣な文化を育んできました。多様な文化は音楽にも表れており、各民族や地域ごとに使用される楽器や曲調が互いに異なります。このように豊かな音楽文化が育まれてきたアフガニスタンですが、長引く戦乱の中、多くの音楽家も難民となって国を離れてしまいました。また、タリバンが政権についた90年代後半には音楽などの娯楽が禁止され、人々は音楽を楽しむ機会を奪われてしまいました。2001年以降はタリバン政権が崩壊し、音楽活動も再開されています。
「歌う」ことで「国際協力」できる!
はじめまして、2013年度JVCホームページインターンの倉持祐香です。現在大学4年で、学業・インターン・アルバイト等しながら過ごしています。JVCでインターンを始めた時期にJVC合唱団にも入団しました。入団した理由は、歌うことがなによりも好きということ、JVC合唱団のHPの『歌うことで国際協力ができる』というフレーズに惹かれたからです。
幼少期のホームビデオを見ると歌を歌っている映像が数多く残っています。中学生の時は有志合唱団でコンクールに出ました。高校生の時はコーラス部に所属していて、毎日合唱ができる環境がありましたが大学に入り合唱をする機会が減ってしまっていました。
そんな時に出会ったのがJVC合唱団です。「国際協力+合唱」と私にぴったり、わたしの為にあるの?と思ったくらいです。入団以降は、12月のコンサートに向けて毎週『メサイア』を練習しています。
歌いどおしの合宿
JVC合唱団の合宿が2013年8月2日(金)~5日(日)に茨城県潮来であり、参加してきました。今年の合宿はJVC合唱団に加えて、本番のステージに一緒に立つNOVA VOCE(ノヴァ ヴォーチェ)、早稲田大学・日本女子大学室内合唱団の方々との合同合宿となりました。
朝から晩までメサイア漬けのこの合宿では、同年代の人や人生の先輩、メサイア経験のある方々から多くの事を学ぶ貴重な時間になりました。団員の練習時の集中力の高さに驚いたと共に、自分自身のレベルアップの必要性も感じました。そしてなによりも3日間、同じ空間を共有にしたことで、本番のステージに立つ仲間とさらに距離を縮められる良い機会になりました。
個人的には、まだまだ歌い足りないので1週間くらい合宿しても良かったかなと思いました。
7月31日、パルシステム神奈川ゆめコープが毎年開催されている、平和と国際活動のイベント「ハートカフェ」に出展しました。
お買いものやクイズラリーなど、楽しみながら国際協力に触れることができるイベントで、JVCのブースでは各国の雑貨を販売するほか、民族衣装の試着体験も行いました。