2012年8月の記事一覧
遺伝子組み換え作物について、その安全性や倫理性などに関して大きな議論/論争があることは、本誌を読まれている方ならご存知の方も多いと思う。この映画は、そうした遺伝子組み換え作物を取り扱っている「モンサント」という企業を取り扱ったドキュメンタリーである。
もう来年が近づいてきています。
毎年2万部販売している「JVC国際協力カレンダー」の2013年版が完成しました!
長倉洋海さんの写真でつづる12ヶ月、タイトルは「大地にうたう」です。
新年を祝うミクロネシアの子どもたちで1年の幕を開け、杏の収穫をするアフガニスタンの少女と春を迎え、雪降るトルコの子どものほほ笑みで締めくくる2013年、どんな年になるか楽しみです。
カレンダーの収益金は、JVCが各地で行っている活動に役立てられます。
ただ今、このカレンダーの封入・発送をJVC事務所で手伝っていただくボランティアを募集しています。ボランティア初心者にもおすすめです! くわしくは「カレンダー発送ボランティア募集」ページをご覧ください。
第3回目となった「気仙沼はいま」。今回のテーマは「ボランティア」です。気仙沼に駐在して1年になる岩田が気仙沼でのボランティア活動について報告をしました。その一部をご紹介します。
変わってきたボランティアのかたち
岩田:JVCは「ボランティア」という言葉を「自発的意志をもって、責任ある行動をとること」という意味で使っています。私もJVCから給与をもらっていますが、自発的な行動をする「ボランティア」として活動をしています。そういう意味をふくめて今日のタイトルを「『ボランティア』のこれまで、いま、これから」としました。
私自身は、JVCの東京事務所で事務ボランティアをしていて、2011年6月からスタッフになりました。社会福祉協議会が設置した気仙沼市災害ボランティアセンターは、2011年8月になって「災害」という言葉をとって気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンターになりました。これは、ボランティア活動が当初のがれき撤去や家屋清掃から生活支援や地域支援に転換してきたことに起因します。
ボランティアの数も2011年5月のゴールデンウィークをピークにその後減り続けています。生活支援、地域支援活動は中長期におよぶため、短期滞在型の人たちの活動が難しくなってきました。このなかで短期型ボランティアを活かせるアイディアはないか、各自治体・団体の中で模索しているのが実情です。