2011年10月の記事一覧
10月25日、「パレスチナ・自治区以上国家未満~国家への道はどれくらい長い?~」と題した、パレスチナ事業担当津高政志による報告会が行われました。
津高は東エルサレムの活動地を訪れるパレスチナ出張から戻ったばかり。
国連加盟申請をめぐるニュースで今まさに国際社会で注目を集めるパレスチナの動向と共にJVCの活動報告がなされました。
アフガニスタンの現地事務所で医療支援を担っているスタッフ2人が、初めて日本を訪れています。治安管理や総務、アドボカシーを担当しているサビルラと、診療所の医師であるワハーブです。
「9・11」事件の後、その報復として米英軍によってアフガニスタンへ空爆が始められてから今日10月7日で10年が経ちました。
この10年でアフガニスタンは何が変わったのでしょうか。悪化し続ける治安や、民間人もが犠牲になる戦闘のために、今も約32万人が故郷を逃れ国内避難民としての生活を送っています。昨年1年間だけで、民間人約3000人が戦闘や爆破事件の犠牲になったと報告されました。
今世界中で4370万人もの人々が、紛争や人権侵害のために故郷を追われて生活していると報告されています。
その一人一人が背負っている人生の重さや、問題の深さ、解決に向けた取り組みを私たちに伝えてくれる映画祭が開催されています。
「UNHCR難民映画祭」、今年は東京都内6会場で18作品の上映です。いくつかの作品ではJVCのスタッフが解説のトークに出演しています。