2011年7月の記事一覧
アーティスト・中川るなさんと和紙作家・笠井英さんの作品展「いつかのぼる日に」が、築地の聖路加国際病院の中のギャラリーで17日(日)まで開催されています。
作品の売上の一部はJVCの震災被災地での活動に寄付されます。会場には活動のパネルも展示していただきました。ありがとうございます。
~その1から続く~
「向こうの岸までずーっと牡蠣の養殖が広がってたんだよ。今はほとんど残ってないけれど」と鶴ヶ浦の港を見つめながら話すKさん。この地域は被災直後になかなか支援の手が届かなかった地の一つでした。
3ヶ月が経って
震災からまもなく3ヶ月となる6月10日、JVCスタッフやボランティアさん、支援企業の方々など総勢17名が気仙沼の被災地へボランティアに向かいました。
23時に上野を出発したバスは、休憩をはさみながら朝8時に気仙沼に到着。1ヶ月前の訪問時と比べると、再開した店舗が増えているなど復興に向けた変化が見られます。しかし一人一人の生活から見ると、仮設住宅に関する問題など新たな課題に直面しているのが現状です。被災された方たちが少しでも早く元の暮らしに戻れるように―。そんな思いを持ったボランティアが日本全国から集まり、JVCが支援している気仙沼市災害ボランティアセンターにはこれまでにのべ1万5千人以上のボランティアが訪れました。