わたしたち日本国際ボランティアセンター(JVC)は、30年前、タイの難民キャンプでその一歩を踏み出しました。

カンボジア、ラオス、ベトナムからキャンプに身を寄せた人びとを支える活動は、それぞれの国に残った人々のくらしを建て直し、難民を出さない村づくりの活動へと広がってゆきました。インドシナでの支援活動を受けて、国内でも定住難民への生活を家庭訪問などで支えてきました。
現在、JVCは世界9ヶ国で、人道支援、開発支援のプロジェクトを展開していますが、ここには、萌芽期からJVCが重視していた「困難な状況にありながらも、自ら改善しようとする人々を支援する」という姿勢が貫かれています。
これまで、「世界難民の日」は難民への支援を続けよう、増やそう、という日としてのみ捉えられてきました。
しかし、今年は日本で第三国定住プログラムが本格始動する年でもあります。遠い地の人々を支えるだけではなく、私たちは、「難民」にならざるを得なかった人々と、生活の場で向き合うことになります。世界難民の日は、わたしたちが当事者となったことに気づかせてくれる日になったのだと思います。
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口座番号: 00190-9-27495
加入者名: JVC東京事務所
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- この記事を書いた人のプロフィール
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佐伯 美苗
スーダン事業担当社会人類学・社会学などを専攻する学生時代に、在日外国籍住民、犯罪被害者の生活支援などの団体にボランティアとして参加。企業に就職したが、二足のわらじの状態にジレンマを感じ、NGOに転職、緊急・復興支援、難民支援などを担当。2007年10月JVCに移籍。
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