2008年10月の記事一覧
秋です!
すがすがしい気候と、山々が色づくこの季節、JVCは都心から離れた新鮮な空気の漂う神奈川県の愛川町で秋のボランティア合宿を行いました。これは、日ごろ出会う機会があまりもてないスタッフやボランティアの皆さんが、楽しく交流するための企画です。参加したメンバーには、JVCスタッフのほか学生、ボランティアさんやインターンなど、数十年前来の関わりのある方から、通りすがりで(?!)たまたまJVCを知ってくださった方などがあり、多様な顔ぶれとなりました。
合宿の内容はスポーツ、ビデオ鑑賞、民族料理づくり、語り・・・・と盛りだくさんで、よく食べ、よく遊び、よく考えることができました。(夜は話が大変盛り上がったため、よく寝ることができた方はあまりいなかったようです)
白熱のドッジボール合戦(本気です!)
タイとアフガニスタンの料理に挑戦!
今回のJVC秋合宿で、JVCにいろいろな角度から、いろいろな深さで関わっている人々と、時にはボールをぶつけ合い、ときには夜更けまで熱く語り合うといった交流ができたことはとても貴重な思い出となりました。
昨日「南北コリアと日本のともだち展」ぴょんやん訪問報告会が行われ、私も参加してきました。
まず最初にジャズピアニストの河野康弘さん(この夏の平壌訪問に同行)によるミニコンサート、そして8月の「ともだち展」訪問報告が行われました。
コンサートでは、報告会に参加された方も一緒になって手拍子をとったり、恥を捨てて歌ったたりと、童心にかえって楽しみました。
「わっはっは」は世界をつなぐ魔法の呪文です。
この言葉を聞けば、誰でもおもわずニヤリと笑ってしまう。
「わっはっは」は河野さんのオリジナル曲の一つで、8月に東京朝鮮学校に通う子どもたち5名とともに訪れた平壌のチャンギョン小学校で大変好評だった曲だそうです。報告会の映像の中でも、チャンギョン小学校の子どもたちと先生方が「わっはっは」とにこやかに笑っている姿が見られ、大変印象的でした。
「音楽は世界をつなぐ言葉。少しでも日本と朝鮮が、互いに偏見をなくせるよう歩み寄るきっかけとなればいいな。」という河野さんの言葉が大変心に響きました。
今回の訪問のことを河野さんもご自身のホームページで紹介してくださっているので、ぜひごらんください。
→河野さんの訪朝報告
日本、韓国、北朝鮮、在日コリアンの子どもたちの絵を展示した「南北コリアと日本のともだち展」において、三国で共同制作した「東北アジアにかける虹」という作品があります。私も、人任せにするのではなく、自分自身で少しでもアジアに虹をかけるための活動をしたいと感じました。
まずは楽しく笑うことから...わっはっは!