
工場の中庭にズラリと並ぶランドクルーザー!整備の順番を待っているクルマです。JVCが活動を始めた一昨年には、長い内戦の影響でスクラップと化したクルマがここを占拠していたのですが、今はスクラップも片付き、順番待ちのクルマの駐車スペースになっています。
整備工場では国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の車輌のほかに国際NGOや一般顧客の車輌も受け入れていますが、最近は一般車輌の入庫台数がUNHCR車輌を凌ぐようになってきました。もちろん一般のお客さんからは適正な料金を頂戴して、その収益を工場の補修工事などに充てています。

2月、現地代表の私が一時帰国している間にみんな忙しく働いてくれて、2月の収益は過去最高の7,877スーダン・ポンド(約40万円)に達しました。やった、と思って喜んでいると、工場長のサイモンさんは「これでもまだ足りない」と言います。「みんな、よく働いてくれて本当に感謝している。でも、将来JVCがプロジェクトを終了した後の工場経営を考えると、これで満足してはいけない。当面の目標は月間売上10,000スーダンポンドだ」と、サイモンさんは工場スタッフにハッパをかけています。
研修生のワニ・サミュエルは「どんどん仕事が増えたほうがいい」と言います。「研修生が15人もいるんだから、2〜3台のクルマではみんなが実習するには足りないよ。一度に5台も6台も入ってくれば、全員がクルマに触って実習できる」と、なんとも頼もしい言葉。

日中の気温が40度を越える乾季がもうしばらく続きそうですが、今日もスタッフ、研修生は忙しく働いています。
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