2017年12月の記事一覧
JVCは、12月29日(金)から1月3日(水)までの6日間、休業いたします。お電話、メール、FAXでの問い合わせ対応は12月28日(木)18:00までとし、1月4日(木)10:00から再開いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
【4月9日更新】この募集は締め切りました。ご了承ください。
JVCはスーダン共和国南コルドファン州で、紛争の影響を受けた国内避難民・地域住民支援を行っています。今回、下記の要領にて現地駐在員を募集します。
【4月9日更新】この募集は締め切りました。ご了承ください。
JVCはスーダン共和国南コルドファン州で、紛争の影響を受けた国内避難民・地域住民支援を行っています。今回、下記の要領にて現地駐在員を募集します。
JVC代表理事谷山博史、理事金敬黙が編著で参加した書籍『非戦・対話・NGO 国境を超え、世代を受け継ぐ私たちの歩み』が発行されました。
集団的自衛権、共謀罪法、武器輸出三原則の撤廃や他国軍に対しての支援を可能とするODA大綱の改訂など、日本は戦争ができる国に変わりつつあります。国際的にも、終わりの見えない「対テロ戦争」や、紛争により住む土地を追われた難民・国内避難民の数が過去最多の6560万人に達する1など、暴力と対立が激しさを増しています。
そんな厳しい状況のなかで、平和憲法を持つ国のNGO として、武力によらない平和を信条として生き、活動してきたNGOの活動者12名がこの本に参加しています。活動分野は人道支援、平和構築、開発教育、フェアートレード、原発問題、反核、沖縄基地問題、TPP、アイヌと様々ですが、そこには異なる分野の活動に通低する非戦の思想と実践のスタンスが流れています。
著者たちの〈非戦の意思〉は、それぞれの人生経験、出会いによって培われたものです。本書では、各執筆者それぞれが「自分史」を物語るところから始められています。そして、一市民として、日々何を感じ、何を見つめようとしているのか、これから先何を為そうとしているかが率直に語られています。
スローガンの連呼を超えた、より深い「非戦」への意思を読者の方々と共有するためにこの本は編まれました。活動者たちの肉声にぜひ触れてください。
- 『非戦・対話・NGO 国境を超え、世代を受け継ぐ私たちの歩み』
- 新評論、定価2600円+税、ISBN:978-4-7948-1081-6
全国の書店、Amazonなどでお求めください。 - 筆者一覧
- 大橋正明:シャプラニール=市民による海外協力の会元代表理事
- 谷山博史:日本国際ボランティアセンター(JVC)代表理事
- 宇井志緒利:アジア保健研修所(AHI)元スタッフ
- 金敬黙:日本国際ボランティアセンター(JVC)理事
- 中村絵乃:開発教育協会(DEAR)事務局長
- 野川未央:APLAスタッフ
- 内田聖子:アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表
- 木口由香:メコン・ウォッチ事務局長
- 小泉雅弘:さっぽろ自由学校「遊」事務局長
- 田村雅文:サダーカ代表
- 満田夏花:Foe Japan理事
- 渡辺明子:ANT-Hiroshima理事長
*巻末にはNGO非戦ネットが発信してきた声明が付録としてまとめられています。
※1UNHCR /Global Trends 2016

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