2014年6月の記事一覧
2014年6月2日、モザンビークにおいて「全国キャンペーン プロサバンナにノー!」の開始が公表され、プロサバンナ事業対象地域の小規模農民(以下小農)の代表らによる記者会見が行われました。同時に発表されたプレスリリース(6月2日付)によると、同キャンペーンは、このプロサバンナ事業(正式名:日本・ブラジル・モザンビーク三角協力によるアフリカ熱帯サバンナ農業開発プログラム。事業対象地域は日本の全農地面積の3倍に及ぶ)のすべての活動と計画を直ちに停止し、広範で民主的な公式の対話の仕組みを改めて設置することを求めています。
これを受けて、6月14日(土)に、これまでプロサバンナ事業に関して外務省・JICAと意見交換会を行ってきた日本のNGO6団体がプレスリリースを出しました。以下からダウンロードできるのでご覧下さい。
- ダウンロードできるデータ:モザンビーク小農運動および市民社会による「全国キャンペーンプロサバンナにノー!」起ち上げを受けて
※この募集は締め切りました。ご了承ください。
JVCイラク事業では、2014年6月から以下の業務のお手伝いをしてくださるボランティアを募集しています。
JVCのイラクでの活動
JVCは1991年、湾岸戦争で被害を受けた人々に対して浄水面での支援を行い、安全な水の供給に協力しました。その後2003年にイラク戦争が始まる前から、イラクの子どもと日本の子どもの絵画交流を実施。この活動を通して、市民を傷つけることにつながる戦争を行うべきでないとのメッセージを日本社会に発信してきました。
2003年にイラク戦争が始まってからは、バグダッドを中心とした病院に白血病の治療のための医薬品の支援を開始。2004年にはイラクで医療支援を行っている他のNGOとともに「日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)」を立ち上げ、現在はJIM-NETを通じて専門性を強化した医療支援を行っています。また、イラク国内が内戦状態とも言える状態が続く中、現地団体と協力し、特に困難な生活を送る避難民の家族に食料を配給しました。今後このような被害を生み出さないようにするため、 この戦争に協力した日本政府の政策を検証すべく、JVCは「イラク戦争の検証を求めるネットワーク」の一員として提言活動も行っています。
さらに、現在、イラクの人々自身による安定した地域づくりを支えるため、アラブ人・クルド人・キルクーク人などが混在する地域(キルクーク)で、様々な民族による信頼づくりのための活動を支えています。
詳しくはJVCホームページ・イラク事業説明をご覧ください。