「森の国」ラオスの現状

 ラオスは「森の国」と言われているほど森林が豊かです。国土の7割が山岳で、昔はすべて深い緑に覆われていたそうです。

 しかし1987年には森は国土の47%に減り、現在確かな数字は出されていませんが40%くらいとも言われています。

 森林破壊は村人の焼き畑が問題だと政府は指摘していのですが、そればかりではない複雑な問題があります。92年以降、伐採は禁止されましたが、ダムの水没予定地の伐採は認めていたりと一部の例外もあり、森林の減少は変わっていません。

 ラオスは国民の7、8割りが農民です。人々はあらゆる生活必需品を森の恵みから受けています。彼らはまだ森があることを当然のごとく思っています。森がなくなってから問題に気付くのでは手遅れなのです。

伝統的な焼き畑そのものは森林破壊ではありません。しかし人口増加などで焼き畑の周期が早くなってきているのです。(写真=JVCラオス)