1995年に朝鮮半島の東北部を襲った大雨洪水は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国土の75%に大きな被害を及ぼしたと報じられました。この被害への緊急支援に取り組んで以来、JVCは他のNGOとともに「KOREAこどもキャンペーン」というネットワークを組み、北朝鮮の子どもたちへの支援を行なってきました。
日朝の間には歴史問題に始まり、核や拉致にいたるまで様々な課題が山積していますが、その解決をはかるための手段やルートは乏しいのが現状です。多国間で朝鮮半島の問題を解決する「六者協議」などの政治的な枠組みがあるものの、日韓双方で対話の機運は見えず、相互不信が募っています。
JVCは育児院や託児所、幼稚園、小学校といった子どもの施設への支援を行なう一方で、韓国のNGOとも協力しながら、交流を目的とした絵画の交換と展示会を継続してきました。現地で実際に出会った人びとの様子を日本に伝えると同時に、日本のことを相手に伝えて双方の風通しを良くし、国や政府の関係にとらわれない「人と人」との関係づくり、さらには市民の手による北東アジア地域の平和づくりを目指していきたいと考えています。
※JVCでは、朝鮮半島での活動を総称する意味で、「コリア」と呼んでいます。
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