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カンボジアでの活動
カンボジア事業担当 下田 寛典
2018年3月16日 更新

カンボジアでは現在、都市部を中心に外国籍企業が進出し、これらの企業が経済を牽引しています。一方で都市部と農村部の格差は広がり続け、国内の貧困層の9割は農村で暮らしています。経済発展がもたらす恩恵は一部の人に集中しており、「経済成長=すべての人の生活を豊かにする」ものにはなっていないのが現状です。また、2001年から2014年までの間に世界でもっとも森林減少率が加速した国であり、大規模農地開発による土地問題が各地で発生しています。農民の中には、土地を追われる人々、借金によって土地を手放す人々、出稼ぎに出て不安定な労働に従事する人々などが後を絶ちません。このような問題の解決のためには、「農村部における安定した暮らし」を実現することが求められています。

活動地であるシェムリアップ州東部(チークラエン郡)は、1979年に内戦が終結した後も治安状況が不安定な状態が続き、人々が平穏な暮らしを取り戻したのは1997年ごろでした。同地域では近年、農業開発や人口の増加に伴う農家の自然資源利用の増加によって自然資源が減少しています。また、約4割の家庭で季節的な出稼ぎに出る人を抱えており、村では従来の田植え方法に必要となる人手を確保することが難しく、農作業に時間をかけられなくなったことで食料を購入しなければならず、出稼ぎによる収入が増えても、支出が増えることで家計が赤字になっている農家が少なくありません。

そこでJVCは、地域の農家が伝統的に営んできた生業の改善を通して、食料の安定的な確保(フードセキュリティー)の向上に取り組んでいます。これまで支援してきた生態系に配慮した農業に加え、小学校での体験学習をとおした自然資源の保護/回復、地域の資源を有効活用した食品加工研修などにより、地域の人々が知恵や資源を分かち合い、支えあう農村づくりを支援します。


現在の活動一覧



農業研修

比較的栽培が容易である多年生食用樹の栽培研修や、試験農場を運営しています。

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農業・農村開発に関する資料・情報センター

持続的農業や環境に関する書籍を収集・貸出しています。

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食品加工研修

市場から遠い農家を中心に、村でとれる作物を利用した食品加工研修を実施しています。

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小学校や村の長老と連携した環境教育

身近な自然環境に関心を持ってもらうための体験学習を実施しています。

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現地ブログ from カンボジア



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