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第3回:事務局次長 細野純也

2015年度広報インターン 渡辺 由香
2015年11月18日 更新
普段は「冷静沈着」という言葉がピッタリの細野さんですが、大好きなサッカーについて話すときは熱がこもります。普段は「冷静沈着」という言葉がピッタリの細野さんですが、大好きなサッカーについて話すときは熱がこもります。

こんにちは。広報インターン渡辺です。スタッフインタビュー3回目は事務局次長の細野純也さんです。

現在東京事務所で、総務や労務になど幅広い業務を担っている細野さん。実は細野さん、NGO職員には珍しい(?)元SE(システムエンジニア)。SEという、いわゆる「技術屋」であった細野さんが、国際協力への道に進むことになったのはどんな理由が隠されているのでしょうか?じっくり聞いていこうと思います。

国際協力に携わろうと思ったきっかけは何ですか?

もともと僕は国際協力もボランティアも興味がありませんでした。小さい頃から僕が興味を持っていたのはコンピューターで、中学生の頃にはプログラミングをしていたくらいです。「自分の人生をこれに費やして生きていこう」と、かなり早い段階で決めていましたね。早々に自分のやりたいことがわかったことは、僕の人生でとてもラッキーなことだと思います。やりたいことが何で、いつ見つかるかは人によって違いますが、一度決めれば、将来進む道をスムーズに決断できます。大学卒業時に僕は、パソコン業界一本で就職活動を行っていました。

念願叶って、大学卒業後はSE(システムエンジニア)として民間企業で働いていました。「システムを作る」お仕事です。2001年に、日系の自動車会社が新工場を建設するため、勤務先が技術協力をすることになり、僕は北米に出張に行くことになりました。今思うとよくやるなあ、という感じですが、当時は昼の2時から朝の4時まで14時間働いて帰るというハードワークを日々こなしていました。

ある日、いつものように仕事を終え寝ていたところ、滞在先に日本から「おまえたち大丈夫か!?」という電話がかかってきました。何のことかよくわからなかったので「何がですか?」と聞きました。「とにかくTVを見ろ」と言われてあわててテレビをつけると、そこにはニューヨークのビルに飛行機が突っ込むシーンが流れていました。それが「9.11」でした。

「9.11」が僕が国際協力に携わることになったきっかけです。一度に3,000人もの方々が命を落としたり、世界史の教科書に大きく載るような出来事が自分のある程度身近で起き、アメリカで渦まくさまざまな感情や、事件後に感じた、滞在先の北米での同僚のムスリムの方々への風当たりの変化など、いろいろなものを自分の肌で感じました。僕にとってとても大きな出来事でした。これをきっかけとして、国際協力について知りたいと思うようになりました。調べてみて「国際協力」を民間団体がやっていること、そしてそれを「NGO」と呼ぶことを知りました。もしそのままサラリーマンを続けていたら、この世界を知ることはなかったでしょうね。

調べて、勉強会に参加をした団体が、今いるJVCです。そこで話を聞いて、「国際協力」を仕事としてできることを知りました。もちろん僕は自身のそれまでの仕事も好きでしたが、自分の持っている力をフルに発揮して、社会の課題に取り組むことを仕事にできるなら挑戦してみたいと思い、7年勤めた前職を辞めて、今の渡辺さんと同じインターン制度で、JVCで1年間のインターンを始めました。スタッフとして働き始めることになったのは、インターンの1年間が終わる頃で、当時、会報誌の編集をしていたスタッフが退職することとなり、その後任として働くことになりました。その後は会員担当や総務を担当したりして、昨年からは総務のほか、事務局次長として主に労務の改善などに取り組んでいます。

以前の仕事と今の仕事とつながるところはありますか?

長谷部さん(連載ブログ2回目)が「ロジカルな方」と言っていた通り、細野さんはインタビュー中の説明も整理されていて非常にわかりやすい。長谷部さん(連載ブログ2回目)が「ロジカルな方」と言っていた通り、細野さんはインタビュー中の説明も整理されていて非常にわかりやすい。

以前の職場のスキルが直結している業務としては、会員や支援者の方々の情報を管理するシステムやWEBサイトの運営などがあたりますかね(※細野さんはJVCのWEBサイト運営も担当しています)。システムは目に見えるものではないので、作り上げるとなると、目には見えないものを意識して整理して作業にあたらないといけません。チームで取り組むとなると尚更ですね。目に見えないものの共通認識が必要になる。今思えば、図に描いて物事を整理する能力がその頃に鍛えられ、今も提案書を作ったりするのに役立っていますね。

スタッフ歴10年を超える細野さんから見たJVCの課題と強みを教えてください。

そうですね。JVCが目指す社会像にたどり着くには、もっと、「より多くの人を巻き込む力」があるといいなと思いますね。首都圏の方はもちろんのこと、地方に住んでいる方も、世界も、巻き込んでいく仕組みができるといいなと思います。どうしても首都圏ベースになってしまっているのは、地方の会員の方にいつもお叱りを受ける点でもありますね。がんばります。

強みとしては「歴史とそれに裏付けされた信頼」でしょうか。今年でJVCは35周年を迎えます。NGOの使命を考えると、長く続くことが決して良いことだとは思いませんが、多くの皆さんに支えていただき、また信頼していただけているのは、大きな強みだと思います。

仕事をする上で特に意識していることはありますか?

第一に浮かぶのは、NGOで働くにあたり、自身がいただいている給与が皆さんからの寄付や、会員さんからの会費から出ていること。これは常に意識していますね。「国際協力のNGOで働いているから、いいことしているんだ」などと思いあがりたくないと強く思います。

二つ目は、「人間がやることに100%正しいということはない」と思うようにしていることでしょうか。原発の安全神話もそうですが、そもそも人間というのは、コンピューターではないので、間違うものだと思います。誰かが言ったこと、誰かが書いたことに100%はありませんし、自分が考えていることだって必ず正しいなんてことはありえない、と思うようにしています。

「これは!」と思う言葉や役立ちそうなことは個人twitterアカウントでメモしています。仕事や人生について、小さな注意点やコツ・目にした格言・自分で思いついたことなどをつれづれ記録しています。
自分に向かって書いていて、忘れないように見返すようにしています。元がSEという技術屋なので、「技術屋は人生死ぬまで修行」だと意識して日々を過ごしていますね。

Twitter個人アカウントを拝見するとサッカーネタも多いですね(笑)細野さんにとってサッカーとは一言で何でしょう?

観る専門ですが、「損得抜きに喜怒哀楽できる最高の娯楽」。長年住んでいた千葉のチームと、日本代表を応援しています(日本代表は観戦歴約20年)。ちなみに元日本代表監督のイヴィツァ・オシムさんを勝手に「師匠」と仰いでいます。

もしJVCイレブンを結成するとしたらどこに誰をアサインしますか?

うーん難しいですね。読者の皆さんはJVCスタッフの特徴をそれほどご存じないでしょうから...。内輪受けにならないかな?でも聞かれれば答えます!

フォーメーションは基本的な4-4-2で。

・キーパー:コンサート事務局石川
・センターバック:アフガン現地スタッフサビルラ/タイ事業担当下田
・サイドバック:気仙沼事業横山/カレンダー事務局橋本
・ボランチ:アフガン事業統括小野山/コリア事業寺西
・サイドハーフ:アフガニスタン事業加藤/イラク事業池田
・フォワード:南アフリカ駐在冨田/パレスチナ駐在金子

・監督:代表谷山
・コーチ:経理担当稲見
・スタジアムDJ:カンボジア事業山﨑

...なんかこれみんなから怒られないかな? 名前がないスタッフスミマセン(細野)

渡辺:なるほど、フォワードが女性、しかも両方現地駐在員というのが興味深いですね(笑)キーパーも女性!JVCは女性が攻守の要を握っているのでしょうか・・・?(笑)スタジアムDJというのは盛り上げ役だそうです。JVCで一番よく喋る山崎さんが適任ですね!
(スタッフ一覧はこちら。海外駐在スタッフはこちら。)

最後にとびきりの一枚をいただけませんか?

大のサッカー好きの細野さんのとびきりの一枚は「フクアリの奇跡」の写真(2008年12月)大のサッカー好きの細野さんのとびきりの一枚は「フクアリの奇跡」の写真(2008年12月)

応援しているチーム"ジェフ千葉"のJ1残留をかけた試合をその場で観れたことが心底嬉しかったのだそうです。語る姿は目が輝き、サッカー愛に溢れていました。

【インタビューをしてみての感想】

いつも冷静沈着な細野さん。物静かな細野さんの、今につながる経緯を詳しく聞けたことが良かったです。9.11という出来事を受けて考えたことを行動に移すことができるところに、細野さんの強みと情熱を感じました。(渡辺)

パソコン関連のずば抜けた知識だけでなく、なにに対してもまっすぐで真面目な細野さん。そんな細野さんを突き動かした出来事を、インタビューを通して知ることができました。また、中学生でやりたい事を明確に見つけてしまうなんて素敵だな、と感じました。(清水)

【次回予告!】

次回4回目は、細野さん曰く
「カンボジアと言えばこの人!1日3回は奥様の話をする愛妻家。」なあの方!細野さんの書いた上手な似顔絵も相まって今回は簡単にわかるかも...?次回もお楽しみに。

細野さんが書いてくださった、次回の方の似顔絵。うますぎる...!iPadで写真をトレースして描き上げたという、まさに細野さんの技術を生かした作品に仕上がっております。似顔絵にもスタッフさんの性格が表れていて、面白いです。細野さんが書いてくださった、次回の方の似顔絵。うますぎる...!iPadで写真をトレースして描き上げたという、まさに細野さんの技術を生かした作品に仕上がっております。似顔絵にもスタッフさんの性格が表れていて、面白いです。

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2016年7月25日 更新最終回:2015年度広報インターン 
清水春香/渡邊由香
2016年7月21日 更新第19回:経理担当 中原和江
2016年6月16日 更新第18回:南アフリカ事業担当 渡辺直子
2016年5月 9日 更新第17回:南相馬事業担当 白川徹
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