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国際理解ワークショップ in 平楽中学校

2014年度 アフガニスタン事業インターン 佐藤 久実
2014年6月 3日 更新

5月10日(土)、横浜市立平楽中学校が実施している国際理解教育の一環で、アフガニスタン事業担当の加藤がアフガニスタンをテーマにしたワークショップを行い、インターンの私も同行しました。

ゲームで戸惑う様子ゲームで戸惑う様子

私たちが担当したのは3年生の31人のクラスで、明るく活発な雰囲気。簡単に自己紹介やアフガニスタンの概要を説明した後、早速グループに分かれてあるトランプゲームをしてもらいました。これは大富豪をシンプルにしたようなゲームなのですが、ある仕掛けがあります(その仕掛けの詳細はここでは伏せておきますね)。その仕掛けによって、異なる文化や価値観を持った人々と出会った時に生じる衝突や摩擦を疑似体験してもらうのです。実際ゲーム中にはグループ内で混乱が起きたり、もめそうになったりと多民族社会での困難を少しでも実感してもらえたのではと思います。

次にJVCの活動地でもあるアフガニスタンの学校の写真を見てもらい、日本の学校との共通点や相違点などをグループごとに話し合ってもらいました。「山の中に学校がある」「机がない」「男の子ばかり」など日本の学校とは大きく違う学校環境に驚いていました。

写真を見て気づいたことを発表。 私たちが持参したアフガニスタンの伝統的な帽子をかぶっています写真を見て気づいたことを発表。
私たちが持参したアフガニスタンの伝統的な帽子をかぶっている

最後に「平等とは何か」というのを考えてもらうために、アフガニスタンの村を題材にしたグループワークを行いました。教育環境が整っていないアフガニスタンの村で4人の子どもに奨学金を出して教育支援をする、という設定で予算の10万円をどのように分けるかを考えてもらいました。それぞれの子どもの家庭環境はバラバラで、兄弟の数や家族の収入に差がある中でどう分けるのが平等なのか、公平なのか、グループでは様々な意見が出ていました。グループごとに発表してもらい、最後に加藤から一律に同じものを渡すだけが平等ではなく、様々な角度から考えなければならないこと、そしてそもそも不平等を生み出す原因を変えていかなければならないことを説明し、私たちのワークショップは終了しました。最後のグループワークで扱った「平等」というテーマは生徒の中にも印象に残ったようで、様々な質問が投げかけられました。
事前の準備では加藤と私で、難しいのではと悩みながらもこのテーマにしましたが、中学生にとって考えるきっかけになったようでとても嬉しく思います。

平等って難しい! ということを説明中平等って難しい! ということを説明中

今回私たちが担当したクラスの皆さんは活発で、こちらからの問いかけに積極的に答えてくれ、グループでの話し合いも盛り上がっていました。アフガニスタンの教育の現状を知った際の素直な反応や加藤の話に真剣に耳を傾ける姿が印象的で、私自身も彼らの意見・反応から学ぶことが多くありました。このワークショップをきっかけにして世界の問題に興味を持ち、さらに自分の身の回りにある問題について考えてもらえたら幸いです。

最後に、ワークショップに参加した生徒の皆さんの感想を紹介します。

  • アフガニスタンには色んな人々がいて、色んな文化があり話す言葉も違って大変だなと思いました。ルールが違う中でトランプのゲームをやってみて、それを感じました。
  • 私はアフガニスタンに学校がないのはお金がないことだけが理由だと思っていたのですが他の国からの攻撃で学校が壊されたという話を聞いて、関係のない子供たちの未来まで壊されてしまうのだなと悲しくなりました。
  • 平等については難しいし、皆に平等と思わせるためにはどうすればいいのか、答えは見つけられないけど、今自分にできることをしていきたいです。

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