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現地駐在員の語りから見えた現地住民の変化とJVCの役割

2014年度アフリカ事業インターン 稲垣 美帆
2014年5月16日 更新

5月1日(木)、南アフリカ駐在員・冨田沓子による活動報告会「エイズとの闘いと、その変化-変わりゆく地域医療ボランティアの役割-」が行われました。

日本ではアパルトヘイトを乗り越え、経済成長真っ只中というイメージが強い南アフリカですが、現地の現状を直接目にする駐在員から共有される情報はこうしたイメージの一方でこの国が未だ多くの問題を抱えていることを私達に再認識させました。

20140516-africa.jpg来場した方々には南アフリカのワインとおつまみを楽しみながら聴いていただきました

しかし、今回の報告からは同時に、広がる経済格差、治安の悪化、不十分な保健サービスや政治家の汚職といった問題に対し、住民レベルの連帯を強め、協力して自らの生活を改善していこうとする人々の姿勢が覗えました。例えば、エイズによって親を亡くす、介護を強いられる、自身が母子感染して生まれてくる等、エイズの影響を受ける子供たちに向けた支援プロジェクトの一環として、子供の家庭内での様子を知るための世帯調査が実施されました。その結果、ボランティアと保護者との対話の機会が増えました。また、家庭菜園の普及のプロジェクトでは、安定した収穫に成功している住民が他の住民に知識や経験を共有していく動きが見られているそうです。自主的・協力的な生活改善への思いは小さくとも確実に行動という形となって人々の間に根付き始めているのですね。

そして、思いを形に変えるのも行動を起こすのもあくまで南アフリカの人々ですが、当国での活動と成果からJVCによるきっかけづくりやサポートが、それらの実現に大きな役割を果たしているのだということが改めて分かりました。

JVCの活動を取り巻く南アフリカ社会の状況や行政のシステムは絶えず変化し続けています。常に変化する社会環境の中で、柔軟に活動し成果をあげるのはとても難しいことだと思います。しかし、JVCの活動は着実に実を結んでいます。エイズの影響を受ける子供たちへのケアを行うボランティアの方達は研修を通して、子供たちに対する姿勢だけでなく活動時の表情までもがガラリと変わったそうです。研修や活動を通して助け合う喜びを感じたり、経験を積むことで自信をつけていく住民が今後ますます増えていけばいいなと思います。

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