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2013年6月18日 【 イベント&講演

大阪と東京での帰国報告会を終えて

パレスチナ現地代表 今野 泰三
2013年6月24日 更新

5月12日に大阪で、5月23日に東京で、帰国報告会を開催しました。続く5月25日には、パレスチナ・ボランティアチームと合同で、ボランティアチームのメンバーが運営する書道教室をお借りし、「飲もう、食べよう、知ってみよう~パレスチナでの国際協力とボランティア活動~」を開催しました。5月12日の報告会には50人を超える参加者があり、23日と25日のイベントにも定員を超えて各回30人程度が参加しました。

5月23日の報告会の様子5月23日の報告会の様子

今回の報告会では、現地の人々の声を紹介しながら、「アラブの春」以降もパレスチナの人道状況は悪化の一途をたどっており、占領・封鎖とイスラエル軍による空爆が続く中で、パレスチナ人の和平への希望が失われつつあることを説明しました。また、ニュースの蔭であまり知られていない東エルサレムの状況も説明しました。東エルサレムでは、西岸地区やガザ地区同様に貧困率と失業率が高いにもかかわらず、そこに暮らすパレスチナ人は、高い家賃・税金・保険料・光熱費を払い続けて「エルサレムに生活の中心がある」ことをイスラエルに証明しつづけなければ住む場所も居住する権利も奪われ、分離壁の向こう側に追放される危険に常に晒されており、その中で大きなストレスを抱えて生きています。そうした厳しい状況下でも、自分たちの力を信じ、社会を支えていこうとがんばる人々を支えていくことをJVCパレスチナ事業は目指しています。今回の報告会では、その具体的な取り組みとして東エルサレムとガザ地区で実施している保健事業を紹介しました。

参加者からは、現状を知らなかった、勉強になった、新聞などのマスメディアでは得られない現地の声を聞けてよかったといった感想をいただきました。確かに日本ではパレスチナに建設されている分離壁の影響や、占領下に生きる人たちの声を聞ける機会が少ないので、現地の人たちの様子や声をもっと積極的に発信していかねば、と心を新たにしました。

参加者からはさらに、現地の人たちの気持ちへの共感や、自分で何か協力できないか考えるといった前向きな意見も聞かれ、そういった共感から行動へ移っていく流れが大切だと思いました。実際、パレスチナの人たちが欲している国際協力のあり方は、そういった共感とそれに伴う行動で、その輪が広がることで、パレスチナとイスラエルの問題も解決に近づいていくのだと思います。JVCの活動についてもアンケートの回答に共感・応援の言葉を記してくれる方々がいらっしゃり、その言葉に勇気づけられ、また身の引き締まる思いでした。

報告会では、参加者の皆さまにパレスチナ料理も提供しました。5月12日の報告会にて。報告会では、参加者の皆さまにパレスチナ料理も提供しました。5月12日の報告会にて。
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