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「アフリカ国」からの脱却、見えてきた54のアフリカ

2013年度アフリカインターン 舞木 光
2013年5月27日 更新

会場に向かって歩いていると、どこからか親しみやすいリズミカルな音楽が聞こえてきました。「なんだか楽しそうだ」と思わずスキップしていました。5月11日、12日の二日間、横浜の赤レンガ倉庫で、アフリカンフェスタ2013が開催されました。民族衣装やハンドクラフト製品からアフリカ料理まで、本当に多くの企業、団体が出展されていました。

みなさんはアフリカに対してどのような印象をもっていますか。
私自身はアフリカに54ヶ国もの国があるにもかかわらず、それらを「アフリカ国」とでもいうような、大きな枠で考えてしまっていました。
しかしながら、会場の中を歩いているうちに、そのようなアフリカの印象が少しずつ変わっていきました。ビーズで作られた動物のキーホルダーは、同じ動物であっても大きさや形、色が微妙に違っていて、一つ一つ手作りの味が出ていました。なかには複数のお店を見比べて、お目当ての動物のキーホルダーを探し求めている人もいました。

お昼には、ケバブやサモサなど割と馴染みのあるようなものから、ウガリなどの正体不明の食べ物まで、様々なアフリカ料理にも挑戦しました。「これは何で作られているのだろう」と興味津々で、食べながら学ぶことができるのはこういった外国の料理を食べることの魅力の一つでもあります。

サモサという揚げ餃子のような料理。中身はチキンが入っていてとってもさっぱりしていました。サモサという揚げ餃子のような料理。中身はチキンが入っていてとってもさっぱりしていました。
ウガリというとうもろこしの粉を湯で練り上げた料理。牛肉のスープをかけていただきました。ウガリというとうもろこしの粉を湯で練り上げた料理。牛肉のスープをかけていただきました。
ステージにてジャンベの演奏会。お客さんの中には一緒に踊っている方もいました。ステージにてジャンベの演奏会。お客さんの中には一緒に踊っている方もいました。

また、会場の至る所で様々な音楽が流れていて、リズムに合わせてステップを踏んでいる人や踊っている人もたくさんいました。なかでも伝統楽器のジャンベが奏でる軽快で弾むような音楽は、とても個性的で、当の私も自然とステップを踏んでいました。

気が付くといつの間にか、「タンザニアの料理は...」「南アフリカのビーズ製品は...」というように、「アフリカ」ではなく、それぞれの国名を口にしていて、それぞれに独自の文化や特徴があり、非常に多様なものだと感じました。

JVCブースではJVCの事業紹介や、南アのビーズ製品などを 販売しています。左は筆者、右は2012年度インターンの宮下さん。JVCブースではJVCの事業紹介や、南アのビーズ製品などを 販売しています。左は筆者、右は2012年度インターンの宮下さん。

JVCのブースに来てくれたお客さんの一人は、はじめデザインが気に入って人形や動物のキーホルダーを見ていましたが、人形のキーホルダーは現地のHIV陽性者のシングルマザーへの支援にもつながっているということを知り、非常に感心していました。こうやって何気なく買い物を楽しみ、実はそれが現地の人の支援につながっているということも、一つの国際協力のあり方なのかと思いました。
アフリカンフェスタでは様々なセミナーやイベントも開かれていましたが、私は「TICAD V学生プロジェクト」のトークショー「ユースが考えるアフリカ観」に参加しました。私たちは気づかぬうちに偏った「アフリカ観」をもってしまっていますが、一歩踏み出してアフリカを知ろうと、アクションを起こすことで、様々な驚きや発見につながるということでした。
また、「私たちユースは何の肩書きも背負わず、ビジネスだから、外交だからと目的も持たずに旅ができ、そんな私たちだからこそ貪欲にアフリカを知って、伝えていくことができる」という言葉が非常に印象的でした。

最後に、TICAD V学生プロジェクトの代表の方がトークショーで話されていた「私たちがそれぞれ受信者であると同時に発信者でもあるという意識を持ち、関心がある人間として、今日からアクションを起こしていくのも一つである」という言葉のとおり、今までアフリカに詳しくなかった人たちも、自らが学んだことを発信し、そうやって私たち若い世代が新しいアフリカ観を生み出していくことが非常に大切だと感じました。私も発信者となり、もっと多くの人にアフリカの魅力を知ってほしい、伝えたいと感じた二日間でした。

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