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講座「カンボジア農村に生きる女性たち」

広報担当 広瀬 哲子
2012年6月 7日 更新
カンボジア報告会カンボジア報告会

カンボジアから一時帰国中の若杉美樹と樋口正康による講座「カンボジア農村に生きる女性たち」をJVC事務所にて開催しました。学生さんをはじめ、社会人、教員の方など30名以上の方にご参加いただきました。報告の一部をご紹介します。

水くみに農作業に家事と、多くの役割を負いながら暮らしているカンボジア農村の女性たち。読み書きができないため情報源が口コミだけになり、条件の悪い仕事に就いてしまう人も少なくありません。特に夫を失うなどして母子家庭となった世帯は、経済的により厳しい状況に陥っています。

お漬物づくりそんな中、自分たちの力で暮らしを変えていこうと動いている女性たちもいます。この女性たちは、日本の農村の食品加工グループの話に関心を持ち、自分たちでも始めてみました。皆で知恵を出し合いながら作った大根のお漬物。地域で売ってみたところ、「市場に行かなくても買えて便利」となかなかの人気に。少しずつ売ってささやかな収入を得られるようになってきました。しかし彼女たちが得られたのは売上のお金だけではないようです。自分たちが作ったものが地域に受け入れられ、子どもたちにおいしくて安全なものを食べさせられる喜び。「自分に自信がついた」という声を聞いたのが嬉しかった、と若杉は話しました。

左から樋口、若杉、高橋左から樋口、若杉、高橋

食品加工グループの12人のうち、読み書きができるのは5人。小学校4年まで通った女性が最高学歴です。それでもお互いに助け合いながら、「次は売上の計算を覚えたい」「もっと品数を増やしていきたい」と意欲を持っています。そんな彼女たちをJVCは支えていきます。彼女たちの力を引き出すため、「助け過ぎずに支える」支援を心がけながら。

会場からは「加工グループの女性たちの夫の反応は?」との質問も。「おいしい食べ物や収入につながっているから、賛成しているようです」と樋口。「でも、『君が食品加工をがんばっているから僕は家事を手伝うよ』とはならないのが残念なところです」と現地の事情を話しました。

大きな変化の中にあるカンボジア。「これを機会にもっとカンボジアに関心を持って、ぜひ現地に来てみてほしい」と若杉が締めくくりました。

~参加者アンケートより~

「農村の生の声を聞くことができて参考になりました」

「(他国が口を出すのは難しいかもしれませんが)男性の意識を変える活動も作ってほしい」

「NGOの描く『発展』と現地のカンボジアが描く『発展』の距離を考えさせられた」

「カンボジアの女性にパワーがあると感じた」

「まだ分からないこともあったので、自分で調べていきたい」

お越しいただいた皆様、ありがとうございました!

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